僻地医療について
2009年 02月 02日
看護師を中心に国内僻地・離島の6箇所に派遣を行っている。
本年度からは更に少し増やす予定にしている。
この活動に関しては、非常に協力的な病院と今一、そうでない病院がある。
この団体や活動に賛同してもらわないと、うまく行かない。
それぞれに看護師も学びが多いようだが、大きなむらがあるのも事実。
その理由は、その場所の賛同の具合にかかっているようだ。
そこで、本年度はこの辺を踏まえて仕切り直しをしたいと思っている。
ジャパンハートが派遣する看護師たちは単なる労働力ではない。
こちらも無いエネルギーを裂いて人を派遣している。だから大切にしてもらいたいと思っている。
多くの更なる依頼を断ってきたが、今年は少し動く。
ジャパンハートの看護師が引いて、人的に苦労する病院もでると思うが、彼女たちも気持ちよく、働き成長したいのだ。
そういう病院と今後はやってゆく。
ある僻地の医師は、いつも彼女たちの成長のために考え動いてくれている。
だからそこへ行った人は皆、また次年度もそこを希望する。
一方、別の場所では翌年派遣を断る看護師もいる。
施設に問題が多いからだ。
だから派遣をやめ、施設を変えてしまったほうがいい。
なぜか?
ここから行く看護師たちは本当に、役に立ちたいと思っているのだ。
将来は、僻地で働きたいと思っているものもいる。
その人たちが、いやになってそれやめてしまったら?
それを社会の損失という。
なんと言われようが、10年単位で、社会のメリットが一番大きいように決断し、動く。
そう決意している。