特定非営利活動法人ジャパンハート ファウンダー・最高顧問。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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僻地医療について

僻地医療について

 看護師を中心に国内僻地・離島の6箇所に派遣を行っている。
本年度からは更に少し増やす予定にしている。

 この活動に関しては、非常に協力的な病院と今一、そうでない病院がある。

 この団体や活動に賛同してもらわないと、うまく行かない。

 それぞれに看護師も学びが多いようだが、大きなむらがあるのも事実。

 その理由は、その場所の賛同の具合にかかっているようだ。

 そこで、本年度はこの辺を踏まえて仕切り直しをしたいと思っている。
 
 ジャパンハートが派遣する看護師たちは単なる労働力ではない。

 こちらも無いエネルギーを裂いて人を派遣している。だから大切にしてもらいたいと思っている。

 多くの更なる依頼を断ってきたが、今年は少し動く。

 ジャパンハートの看護師が引いて、人的に苦労する病院もでると思うが、彼女たちも気持ちよく、働き成長したいのだ。
そういう病院と今後はやってゆく。

 ある僻地の医師は、いつも彼女たちの成長のために考え動いてくれている。
 だからそこへ行った人は皆、また次年度もそこを希望する。
 
 一方、別の場所では翌年派遣を断る看護師もいる。
 施設に問題が多いからだ。
 だから派遣をやめ、施設を変えてしまったほうがいい。

 
 なぜか?

 ここから行く看護師たちは本当に、役に立ちたいと思っているのだ。
 将来は、僻地で働きたいと思っているものもいる。
 その人たちが、いやになってそれやめてしまったら?
 それを社会の損失という。

 なんと言われようが、10年単位で、社会のメリットが一番大きいように決断し、動く。
 そう決意している。

 
 
 
 

 
 

 

 
by japanheart | 2009-02-02 00:10 | スタッフと想い