成田で思うこと
2008年 01月 23日
今から現地に戻ってゆく。相変わらず、移動は慌ただしい。毎月毎月、こんなことをもう何年も繰り返している。
今では多くの協力者も現れ、とても有難く感じている。
今回の派遣スタッフたちはどんなにか成長してくれるだろうかと楽しみにしている。前回、無理やり日本へ返した看護師たちは、いまはどうしているのだろうか。
そういえば、最近誰かが、医者の派遣志望者が少ないですねといっていた。
私のことを、この組織の近い将来のことを心配して言ってくれているのだろう。
まあ、しかし私はきわめて楽観視している。
ある時、ある哲学者の言葉を、頂いたことがある。
そこには、人は必要なときに、必要な人に必ず出会う。しかも一瞬も早くなく、一瞬も遅くなく。
というような内容だったと思う。
だから私には、何も不安がない。
将来のことを心配して今を踏み出せないことほど、もったいないことはない。
今やることは今やる。
今あるものですべてやって行くと決心して前にすすむ。。そうしてゆくと、
後から得ていくものは、すべてプラスになる。
私のところへ来る多くの人や、来ることをあきらめた人たちは皆、何かを習得してから、あるいは何かを日本で得てからやってきたいというが、私はこれでは、だめだと思っている。
今あるもので、人生勝負する。勝負しながら何か足らないものを習得していこうとする。それが本当だ思う。
大体、何かを得たいというのは、自分の欲で、現地の人たちは一言もそんな要求などしていない。