限りなく
2007年 11月 30日
思うようになかなかはかどらない。
私、個人の想いと他のスタッフたちの想いの間に程度の差が大きくある為だ。
日本で僻地医療のサポートをしたいと思っている。
日本や海外でガンで苦しむ人や家族たちのために少しでも力になりたいと思っている。
私の想いとは裏腹に少しずつ予定がずれ込んでゆく。
ある友人がこんなことを言っていた。
『私も先生も自分自身のこの活動以外のことは何もしていない。だから常に100%で臨む。しかし他の人たちはその程度が大きく落ちて、やればやるほどその差は開いてゆく。』
そうかもしれない。
しかし、それでは困る。本当にそれでいいのだろうか。
私たちのスタッフはこの仕事をライフワークとして、生涯、自分を高める為の道として決め、今そのために色々な分野に散っている。全てはこのためにしていることなのに、一番大切な事を、置き去りにしてそれを達成する為の手段習得に振り回されて、本筋を見失っていまいか。
星を見ないで航海しているようなものだ。やがて人生という大海原に取り残され沈没する。
私たちは自分だけのことを考えたり、見ていてはいけない。
常に自分と他人が、自分と社会が同時に潤うように生きようと決めたのではないか。