今日の知らせ
2007年 11月 27日
今日ある知らせが届いた。
数ヶ月前お腹に腫瘍がある若い女性のコメントを書いた。
お父さんが先日ガンでなくなり、母親と二人取り残された。
父親の治療は、田舎で農業をしている親子にはとても大きく借金だけが残ったそうだ。
それからあまり時間もたっていないが、自分の体調の不良に気付く。
私のもとにやってきた。
お腹に大きな固まりは触れた。
検査した。そして開腹し組織を調べた。
ガンだった。
もう全てが手遅れのように思えた。
もちろん私の手元には抗がん剤もない。
日本から好意で頂いている抗がん作用のあるという薬を煎じて飲まし続けた。約3ヶ月。
進行は全く止まっていた。むしろやや縮小していた。
しかし、別れの時が来た。遠くの村で一人待つ年老いた母親をほっておけないといって、深々とお辞儀をして、うまれ故郷の村へ嬉しそうに帰っていった。
あれから数ヶ月。
今日、まだ20歳代だった彼女の死んだ知らせが届いた。