人を育てる
2006年 12月 03日
今年、新しい現地人スタッフが入った。
22歳の女性で、がんばりやだ。
日本語もまあまあ。
日本の看護師たちと近い年齢だから、お互いにいい友達になっているようだ。
ここ最近、私の中に興っている想いは、人をどうしたらうまく育てるようにできるのだろうということなのだが、実際、育てるとはおこがましく、成長をサポートするというほうが適当かもしれない。
その人にとって、長期的に成長するベストに向かって、うまく調整、誘導することが出来るようになりたいと思っている。
coachingといのがある。
この語源は「馬車」らしい。また、この言葉には「大切な人を現在いるところから、その人の望むところまで送ること」という意味もあるらしい。
どうしても、組織を運営していると、その人のこと組織のことを考えなければならない。時に組織優先の度が過ぎてしまうこともある。
しかし、最近決心したことがある。
たった1年でも構わない。この組織に関わった人たちは、その時点で、その人の将来についても私は一緒に考え、悩んでみたい。
そして、組織にとってということは、横に置き、その人にとって一番いい選択をするために、私は生きてみたいと思っている。
信頼というキーワードを大切にしながら、共に前に進んでみたい。
ここに来る人たち、ここで働くスタッフ、その人たちを心から大切に思っている。