停電
2006年 09月 27日
毎日はげしいて停電が続く。
今は暑いし、湿度も高い。
手術中に停電になる、出血が噴いている、突然目の前が真っ暗になる。
手探りで、その場をしのぐ。
スタッフ達が懐中電灯で照らす。暗くて今ひとつ見えない。
嘆いてみてもはじまらないが、一度は嘆きつつ愚痴の一つでも言ってみる。
少しも気は晴れないが、時間はつぶせる。
やがて発電機が回り始める。
ガソリン代は高い。
大きな発電機は使えない。
汗を拭き拭き、手術を継続していく。
ガソリン代は患者の負担になっていく。
少しでも早く、手術を終わらせる。
もう何年、こんなことを続けてきたであろうか?