緊張と弛緩から得る
2006年 07月 29日
緊張と弛緩を繰り返す。
緊張だけでは人は、事切れる。
弛緩だけでは人は、流れを失い、自分を見失う。
今ココで働くものたちは、あまりの忙しさに弛緩したいと願い続けていたと思う。
絶妙な弛緩と緊張のバランスから実に多くの事柄が、自分の中に形成されていく。
緊張の連続の中では、堆積はしても醗酵や成熟はしない。
すべての経験や知識は、成熟して知恵に昇華する。
今ジャパンハートのスタッフは、私の日本への帰国のこのときに、しばしの醗酵の時期を経験している。
この後、彼らが少し前に何を得ていたかが、試される。
私はそのときを静かに待っている。