否定を斬る
2006年 04月 18日
心にわだかまる不安を一掃する。
そんな芸当が私にもできるのか。
心に興りくる否定を片っ端から一刀に捨てていく。
そして残心する。
今はそんな生活がある。
この国にやってくる色んな世代の人たちに私はあれこれというのだが、自分に対してはいつももっと厳しくありたいと思っている。
自分に何を課すか、私はすでに決心している。
これからの私にとって必要なものは何かを考えた。
五感を研ぎ澄まし、六感を練り、運命を引き寄せる。
そのための方法も決定している。
発酵・熟成を今の日本は失っている、という言葉をあるとき手に入れた。
発酵したり、熟成したりということは、すなわち時を錬るということだ。
日本の文化のエッセンス。
私は人として発酵し、そして熟成に入りたい。
そこからしか見えない世界がある。