来る人あらば、また去る人あり
2006年 04月 01日
今日、約1年間ここで働いていた高橋医師とその妻で看護師の雅代さん、そして彼らの子供リキ君が今日ここを旅立って行きました。
この1年彼らはどのような時間を過ごしたことでしょう?
そして私との出会い、ミャンマーやそこで暮らす人々の出会いが彼らの何を変えたのでしょうか?
何事にも’さなぎ’のような、いわゆるincubation periodといものがあると思います。
彼らのここでの経験が、彼らの中にゆっくり沈み、そして血肉になるのにはまだ数年の時間がかかるでしょうが、必ずや彼らはここでの様々な経験から、人としての大きな正に正道にその歩みを近づけることになると思います。
今年もまた多くの人がここに歩み来て、また多くの人が過ぎ去ってゆく。
巡るべく季節のように、新たなる歳を重ねてゆきます。
去る日とが落とせし種をながめつつ
また咲き来る 春の新しき日と