歩く2
2006年 03月 30日
そうしてゆっくり歩いてゆきたい。
いつも考えている。
外見のことはどうでもいいのだ。外見の豊かさは、表面的な喜びに関係することが多いが、本質的な喜びには心の用い方さえ間違わなければさして影響を及ぼすものではない。と信じている。
私がここで何万人もの人を助け、勇気づけても、その数が多ければ、私自身の人生が直接豊かになるわけではない。たった1人でも私自身の人生は豊かになりうる。他人の人生を豊かにしても、自分の人生が豊かでなければ、私は自分の人生を全うしたことにならない。私が生きれる人生はたった1つ。この人生のみである。
だからスタッフには、数に溺れたり、踊ったりするなといっている。
少なくとも日本人には本来、働くことはそれ自体、人間形成の大きな手段であるから、数に踊らされないで、日々大切に働けと説いている。
効率論で、このような活動に関わっている人は多いが、私には馴染まない。
そのような人たちの生き方や考えは尊重しても、同意はしない。
この人生を如何に豊かに全うするか、そればかり考えている。