特定非営利活動法人ジャパンハート ファウンダー・最高顧問。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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未来のこと

未来のこと
時折、ジャパンハートの未来のことを考えます。
10年後にも、この組織は残っているのだろうかと。
私は世の中に偶然はないと信じています。
善因善果・悪因悪果であると。どんなことが起こっても、全部自分の蒔いた種だと認識しています。ですから、人のせいにはしません。
いつも、ジャパンハートはなぜ生まれたのだろうかと考えます。それには必ず理由があるはずだと。
はっきりしたことはわかりませんが、この組織を創ることが、そしてジャパンハートという組織を使って世の中のために働らくことが、私に与えられている天命なのだと認識しています。
極端な言い方に聞こえるかもしれませんが、この組織は神仏の造ったものであるから、尊いし人の力では壊せないと考えています。また、どのような人や動植物でも皆神仏のつくったものであると。ですからそれぞれに尊いのだと。それが私が他者に接するときの基本のバックグラウンドになっています。
しかし、私はキリスト教徒ではありませんから、今やっていることは神様のミッションとしてやっているとは考えません。
もちろん自分がやりたいからしているのですが、大きな宇宙のその無数の絡み合う縁のなかで、多分私がそのように動かされているのかもしれません。知らず知らずのうちに私はそのように、因果の中で動いてしまっているのだと考えます。しかし、神仏は私には何も強制はしてきません。そこ、ここに注ぐ太陽のごとく、当たり前に、ごく当たり前にそこにあるだけです。
私は、自分の意思でやりたいと思い、誰にもほめられたいとも思わず、お金も何とかやっていけるだけあればいいと思い、淡々と動いています。
ただそれだけです。
そのため、お金も積極的に集めてはいません。ですが、活動するに足りるだけのお金は自然と集まってきます。ですから、私はそのために誰にも媚びなくても済んでいます。
こんな不況の時代になんと幸せなことだと思います。
多分、ジャパンハートは過不足無く、すべてが回っていくはずです。それが天の采配だと思います。もし、何でも足りなかったり余ったりすれば、組織に澱みがあると考えます。強いてはそれは私自身の澱みなのだと。
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by japanheart | 2006-01-16 02:15 | 随想