大切な時間
昨日23時、まだ働いている理髪店があった。
どのくらいの時間を一日に働いたのだろうか?
若い頃、40時間以上は連続で少なくとも働くことが当たり前だった。
当直も、週4回した頃もあった。
寝ているのが、なんと電車などの乗り物を乗っている間だけという時期もあった。
でも幸せだった。
家族を持ち、子どもと過ごす。
それはそれで幸せな時間だと思う。
でも、そればっかりではいつか、子どもたちがうんざりくる。
お金だけのためでなく、無我夢中で働くことは、そんなに損なことか??
私はそうは思わない。
趣味を持てばいいという人もいるだろう。
でも、趣味は所詮、趣味だ。
本道ではない。
人生で一番長く時間を過ごす仕事。
この中で、自分に一番の生きがいの時を設定するするのは、道理にかなっている。
しかも、人生の中で、若くすばらしい時間を犠牲にしているとしたら。
理髪店の中で、働くと人を遠くから眺めながら、うらやましいと心から思った。
あんな風に、一生懸命に働かなくては、人生、損だと思った。
やればやるほど深みのある何かを求め続ける、そんな人生を歩みたいものだ。
一生、前を向いて進める。
仕事を馬鹿にしてはいけない。
なめてはいけない。
それこそ自分の人生を輝かせてくれるものだ。
時間を大切にするには、目の前にある仕事を大切にするということときわめて近似的な関係にある。