世界は確かに狭くなった
2013年 05月 02日
世界は狭くなったと思わないか?
20年前、アジアを歩いていたアジア人は日本人・台湾人・シンガポール人韓国人を除くとあまり多くはなかった。おばちゃんたちのツアーも日本人がメインだった。
ハリウッド映画を見て、2000年頃までのそれとの違いに気づくだろう。
それは主人公が、アメリカーヨーロッパーアフリカなどを動き回るようになったことだ。
今までは、アメリカ大陸の中にいることが多かった。
それがどうだ。
今やアジアの空港はアジア人の若者であふれ帰り、韓国や中国の一目でそれと分かるおばちゃん達にいつでも進行方向を塞がれる。
世界はかくも狭くなったのだ。
ガラパゴスは、携帯の世界だけでない。
日本人若者もまた、ガラパゴス化している。
本当はすごいポテンシャルを日本人達は持っている。
しかし、それを知らない。
だからそれを使わないまま生涯を終えたりする。
美人が美人だと知らずに生涯を終えるのは何となく美しさを感じるが、日本人の若者が、自分の能力を知らずに年老いていくのは哀れだ。
世界に出てみるとすごいやつもいる。
ひどいレベルのやつもいる。
どちらも自分にはいい刺激になる。
だから、若者は世界を知らなければならない。
そういえば、最近日本でも、会社の採用にボランティア経験がかなり評価されるようになってきている。
いいことだと思う。
今、日本の会社は世界で戦える社員が欲しいのだから。
宣言しておくと、私はこれからたくさんの若者を海外に連れ出す。
そして日本を掃除してもらう。
もっといい国に変えてもらう。
18年前私は、ここに住み、このミャンマーの灼熱の大地で、第2次大戦の時、お国のために戦って亡くなった20万人の日本人に誓ったことだ。
PS:夏に中高生のミャンマースタディツアーをする。
一杯、申し込みが来ているらしい。医者や看護師も同行のツアーだから安心かな。
学生達よ、一刻も早く世界を見て、近い将来、日本に新しい風を吹かしてくれ。