もう一度、考え直すこともある
2012年 10月 29日
最近、10台20台の頃の、さまざまな事柄にいろんな意味でけじめがつき始めている。
昔、仲悪かった友達と再会し、普通に話して普通にわかれる。
自分の人生の流れを見ていると、ここらあたりで一度仕切りなおしになるらしい。
一度、整理する必要があるので、しばらく時間が必要かもしれない。
若い頃は、日本の歴史問題や未だに戦後アメリカ軍が駐留し、占領状態になっていることなどにむかついていろいろ発言したり勉強もしたけど、自分の残り時間も考えると、総論ばかりの人生でも困るので、各論的な生き方をさらにすすめ確実に、結果を自分のために残して生きたいと思っている。
最近、特に感じることは、色々な価値観が世の中に闊歩して、大きなトレンドが生れないとか、日本人がばらばらになっているとか、そんな風に言われているけど、私はこれはすばらしいことだと思っている。
新聞やテレビが、本当に影響力を失っている。
言い方は悪いけどこれはすばらしいことだ。
言論出版界だって、正しいなんて保証はない。
戦争前だってそうだったし、戦後だってそう!
自分でさまざまな情報源にアクセスしているから、考えはばらばらになる。
これからは、簡単に情報操作されないようになればいいと思っている。
その延長線上に、私の危惧していた先ほどの、外国軍隊の占領状態も解除されていくと思われる。
さて、そのように人々の興味や考えがバラバラなる時代は、自分たちだけに利益を誘導しようとしてはいけないし、できない。
色々な人たちが興味を持ってくれるようなさまざまな階層や仕組みを持った事柄を提供する必要がある。
ジャパンハートや私自身もさまざまな角度からさまざまな人たちと人間関係を結ぶことになる。
ジャパンハートもNPOとか医療の団体という側面以外の価値観を持たなくてはならない。
また、私自身も医師や海外で医療をする人間という側面だけでは魅力がないと思うし付き合える人たちがかなり固定化されてしまう。
例えば私が、ITで会社を経営したり、絵描きになったり、大きな農園を経営したり、そういう感じのこと。
限られた時間の中で、自分の違った側面や可能性を見つけたり、開花させたりしたいものだ。
今、自分の人生の前半にけじめがつき始めたので、まさに50歳からは生まれ変わった気になって、生きてみたいと思っている。