未来の可能性をぼかさない
2012年 10月 08日
重ねて言うが、未来に可能性を丸投げしてはいけない。
どんな名言集を紐解いても、今(現在)を生きろ!と書いてある。
将来、しっかりと技術を身につけてからきますとか、英語をもっと勉強してからきますとか、
今は、これの習得に専念してから、いつの日にかとか、とか、、。
私なら、今やれる可能性があれば、今やるに決まっている。
どっちの可能性が、時間の経過とともに失われていくかを考える。
失われていく可能性が高いほうが、今やるべきことのはずだ。
例えば、救急をやりたいという若い世代は多い。
それをやってから、海外医療をと考えていますという人も多い。
私はこの考え方には賛同しない。
救急は、帰ってからでもいつでもできる。
2年待ったからとて、どれほどの違いが生まれるか?
結婚したって、こどもができても、基本的に何も変わりはしない。
じゃ、海外医療はどうよ??
結婚して、2年も海外行くことを許してくれるような心の大きい伴侶を、あなたは手に入れる自身ある?
かわいいわが子どもを、置き去りにして私みたいに2年も海外に赴任する健忘症に陥る自身ある?
ないやろ!普通は。
じゃ、今やるべき順番は決まっている。
未来に、可能性を丸投げしてはいけない。
どうせそんな人間の人生はやり残した思い出の残骸で埋め尽くされている。
本人は知らないかもしれないが、その残骸には、多くの人たちの期待もたくさん埋め込まれている。
自分のみならず、他人にも期待はずれのあなたの人生がそこに晒されている。
そういう人間は、子どもの頃きっと親にこう言われたに違いない。
おや:「宿題おわったの?」
あなた: 「後でする。」
今しかできないことこそ、今しなさい!
おや:「あとじゃなくて、、今しなさい! 今!!」
大きくなったら、親は何も言ってくれない。