医療を行うということの難しさ
2005年 11月 15日
外国で医療を行うことはつくづく難しいことだと思います。
短期で2週間医療援助をやってみるというのとは根本的には違います。
はじめは珍しさや期待もあって結構患者が来ますが、そのうち段々とその数は落ちてきます。
何か、新規開店の飲食店のようですが。
飲食店でも、味も値段も接客態度も良くないとお客さんは来なくなってしまいますが、私達の仕事もそれと同じ、長期でそこの留まってやる場合は全く同じだと思います。
飲食店の味=医療レベル、値段=診療・治療費、接客態度=医療従事者の姿勢などということになると思います。
さらに命がかかっていることも多いので、飲食よりも当然もっとシビアな状況になってきます。
医療援助というのは、短期援助と長期援助ではコンセプトも困難さも、それに関わっている人の姿勢も自ずと大きく違うものだと思います。