外国から患者を受け入れるということ
2005年 11月 13日
外国から患者を受け入れるということに関しては、様々な問題があります。
第一には金銭的な問題が関わってきます。疾患の種類、滞在期間、手術の難易度、関係者の人数、などなど様々な要因によっても左右されますが、基本的には全て順調にすすんでも、日本で手術を行う場合、数百万円から1千万円はかかります。これを如何にしてまかなって行くか。
第二にビザ発給のための現地での手続き、第三に患者の国での協力体制、国によっては海外治療を認めない国もあります。第四には日本での病院等の協力体制など日本社会の協力。
その他様々な要因を全て確実にクリアーしていかねばなりません。
そのような海外からの受け入れを専門にやっているコーディネーターは日本には恐らく存在しません。移植など特殊な分野のそれはあるかもしれません。
様々な経験を踏まえて将来、このような分野も開拓していく必要がここ数十年の期間に限って、日本には必要になるかもしれません。