本当の望みが実現してゆく
2012年 05月 28日
最近気付いたことがある。
人は本当に望んだことしか実現しないのかもしれない。
医者になりたいと、学力のない私はある日思った。
同じように思っていた友人も何人かいたが、望みが叶った人は数少ない。
私はもちろん、ない頭を絞って勉強した。
しかし、余り成績は上がらなかった。
それでも大分たって知らず知らずのうちに成績が上がって、結果的に医学部に合格したが、別に何かを変えたわけではない。
偶然かそうでないかは知らないが、勉強に集中できるようにあらゆる人たちと望んでもいなかったがなぜか、疎遠になっていった。
そしてなぜか勉強時間が短くなっていった。どう考えても6時間が限界の毎日の自習だった。
あの頃、毎日夜の9時が私の消灯時間だった。
朝、4時半に起床し、毎日ランニングして朝から風呂に入り、予備校に通った。
どうして、医学部に受かったのだろう??
その答えを25年以上たった最近見つけた。
私が勉強と同時にしていたことがある。
それは、医学部に行くことを、頭ではなくこころから私自身の欲求にする習慣だった。
毎日、私が睡眠前にしていたことは、なぜ私が医学部に行かねばならないかを夢想することだった。
そして医者になってどう行動するのかを決めることだった。
毎日不安に駆られながらそれを続けているうちに、医学部に行くことは私のこころからの要求に変わった。
だから、エネルギーの失速もなく、ばかばかしいと思いながらも勉強をペースを落とさずに続けることができた。
やがてその欲求の実現に向け、現実が動き始めた。気がつけば、私は医学部にいた。
それと同じように海外医療を私の本当の欲求にした。
最初は、頭でそれを大切だと理解していただけであった。
もしあなたが何かを実現したいと望むなら、それの実現のための具体的な行動とそれを本当のあなたの欲求に変えるための努力と二つのことを同時にしなければ現実は動かない。
これはきわめて重要なことだ。
そしてもう一つ。
物事には裏と表が同時に存在する。
太陽には必ず月がある。
昼と夜はセットでこの世には存在する。
あなたの望む願望は、あなたがそれを成就したくない理由が同時に存在する。
その隠れたマイナスの欲求を縮小させていかねばならない。
意味わかるかな??
この隠れたマイナスの欲求の理由を突き止め、コントロールし自分自身にGOのサインを出す。
それから、本当の欲求に変えていき、同時に行動すると願いは実現していくというのが私の人生から得たいまのところの結論になっている。
野球の選手になりたいと思って毎日努力する。
しかし、なかなかレギュラーになれない。
そこで、レギュラーになることが自分の心からの願いなのだと自分に納得させていく。
でもレギュラーになれない。
それは、レギュラーになりたくない、こころに隠れた欲求があるということ。
それを見つけ、コントロールし、レギュラーになることにたいしてブレーキを外してあげねばならないということ。
その人は、もしかしたら幼少期に対人恐怖症で人の目線集まる場所にいることに恐怖があったのかもしれない。あるいは、子どもの頃から、自分の親に目立つなと教え込まれてきたかもしれない。あるいは、子どもの頃に否定的な意見を言われたことがあるのかもしれない。何があるかはその人次第だが、そういうマイナスの元になっている原因を突き止め、解放してあげないと上手く行かないだろうということだ。
たとえば、私。
17年もミャンマーに関わっているのに全くミャンマー語が上手くならない。
本当に悩みの種だ。
その原因を、とうとう突き止めた。
そしてこれからゆっくり解放する。
3年後にはペラペラになっているつもり。
乞う、ご期待。
自分で上の理屈を証明してみたい。






