長い夜を越えてゆく
2012年 04月 13日
昨日は、大阪である大手企業の新人研修で講演をした。
ここ3年ほど、毎年行っている。
学生から社会人へと二週間ほどの合宿で変わっていく。
私は関わるのは、いつも最終日の二時間ほど。
既に、学生の殻が脱げかけている。
良くも悪しくも、これから汚れていくのかも知れない。
今日は、岡山に来た。
今は羽田に向かう飛行機を空港で待っている。
ここへ来た目的は、国立病院で、ミャンマーの少女、ニーニーの治療を受け入れてもらうための相談をするためだ。
おおかたの日程が決まった。
5月18日羽田に到着する予定にした。
この少女と、家族の長い長い夜が明けてくるかもしれない。
今回受け入れてもらう病院の小児外科医の先生も、資金集めの時、寄付をしたと言っていた。
ありがたいことだ。
ミャンマーの子どもたちの保護施設「ドリームトレイン」。
もうすぐ子どもたちの数が150名になる。
1年程度で6倍になった。
子どもたちはもう陽の当たる場所へ出ているのかも知れない。
大きなことはできないけれど、それでも少しずつ、少しずつ。
そうやって長い間やってきた。
長くやれば少しは成果が出るもんだ。
皆さんも、あきらめずに何かを続けてみたら?
私でも成果が出るんだから、同じように出ると思う。