人のために何かしたいあなたへ
2011年 02月 10日
多くの人たちから、もう何度聞かれたことだろう?
何かしたいが、何をすればいい?
答えは自分でみつけるしかない。
頭で考えるのと、実際、経験するのとではその答えは大きく異なることが多い。
だから、現場で答えを見いだすのが一番良い。
一番良いけど、すぐに自分の納得する答えが見いだせるかどうかは分からない。
ましてや、人のためにもなり、自分のためにもなるような答えはそうは簡単に見つからない。
自分では良いと思って、軽い気持ちで、何かをやり始めることも多いが、時間が経ってみて、一体、本当に人のためや自分のためになっているかどうかは、はなはだ疑わしいことが多い。
何でも簡単には、いかないのは誰でも知っていると思う。
あなたの人生が、教訓として既にそう教えてくれているはずだ。
実際、現場で何かするのは、本気で良いものを作ろうとすれば大変なことだ。
中途半端で、いい加減なもので良いなら、話は別だが。
だから、いつも何かしたいのなら一時は、本気でやってみると良いと思う。
事務局でボランティアなら、自分の予定も、一生懸命に調整しながら週1日でも良いから、2年3年と続けてみる。
海外でそうするなら、1年や2年はしっかりと現地にいるか、毎年1週間程度しか参加できないのなら、それを10年続けてみる。
お金を出すのなら、しっかりと相手を見極め、お金を出す。
出したならば、支援は徹底して継続的にやる。
いろんな異性と浅くつきあうより、たったひとりでも深くつきあってゆく方が、人生よっぽど豊かになる。
これも人生の教訓だ。
まずは、理想を思い浮かべる。
そして現実を知る。
そして落ち込み、そこから、全てが始まる。
そして理想を捨てないで、我慢して、少しでもそこに向かって歩みを進める。
人生はそんなに多くのことはできない。
だから、心が動いたならば、その感覚を大事にして、それを実行する。
あとは時間をかけて、しっかりと熟成すると、きっと思わぬ成果が現れる。
お米からお酒が造られるという、事実を私たちは知っているはず。