後継者をどう考える?
2010年 05月 18日
今年はどんな感じな動き方をするかな?
本気で上手い方法を考えないと,おしりに火がついてきた。
あと10年も同じことを、同じペースでしろといわれても,難しいことは私の周りの誰もがわかっている。
ましてや、10年後の世界情勢が今と同じはずの訳もなく、どんな状況をにもある程度対応できる何かいいやり方を生み出していかないと、そろそろ息切れする。
私個人への支援は,私のエネルギーの消耗と共に、減退してゆく。
私がその一部でしかなかった組織や形を一刻も早く,生み出さなければ。
良いか悪いかではなく、私のように、長年、海外医療に人生かける医師を見つけるのは難しい。今の日本の医療界で、そんな医師を見つけるのは,宝くじで当てるがごとくかもしれない。
幸運には期待できない。というよりしない。
現実は厳しいから。
私なしでも、成立し得る医者たちのシステム。看護師たちの動き。医療団としての活動。
それが私に突きつけられた問題なのだ。
哀愁を漂わして一人奮闘する姿は、それなりに世間の同情を買うのかもしれないが、それではやっている本人は自己陶酔し、自己満足するだけになってしまう。
それなりにその姿を見て,奮い立つ人もいるかもしれないが、まあ最終的にはあまり成果を残せないと思う。自分の人生にはそれなりに成果を残せるだろうが。
今年からカンボジアで始める誰もが参加できる短期医療プロジェクト、これに突破口を見いだそうとしている。
不特定多数の多くの医療者に,私の代わりをしてもらう。
私の体力は,年々歳々低下する。
次々に現れる若き医療者の合力は決して年をとらない。
多くの次世代の医療者に、こころから期待している。