この季節は
2010年 03月 30日
一年の締めくくりは私達は3月になる。
4月の水祭り中、アジア各地、特にミャンマーでは多くの昨日が停止する。
昔の日本の正月のようだ。
お店は全て休み。
食料品も手に入らなくなる。
こちらの主な交通手段のバスは、長距離はほとんど停止してしまう。
この季節、患者達は自分の村になにが何でもいることを望む。
そのため少々傷が開いていようが、家族や自分が消毒を覚えてみんな村々に帰ってゆく。
大抵は、5月にはいると再び外来にやってきて、もう殆ど良くなってしまった傷口を見せてくれることが多い。
3月下旬から4月上旬が、そういう意味で私たちにとっても最も難しい季節になる。
活動は約3週間、停止する。
今回も入院が現在80人を超え、後10日で出来れば皆うちに帰さなくてはいけない。
手術は、全て上手く結果が伴っているわけでもなく、なかなかこころが落ち着かない。
私はもうすぐ後ろ髪を引かれながら、この地を後にしなければならない。
スタッフ達に後の事を任し、ヤンゴンープノンペンーヤンゴンーバンコクープノンペンーそして日本へと移動をする。
いつも何もない事を祈っている。
そう、祈るしかない。
最近はもっぱらそういう機会が増えてきた。