ミッション
2010年 03月 05日
二度目のカンボジアの手術が始っている。
私は後半の期間を担当し、数十件の手術を行う。
今回は大人の手術が多いようだ。
そういえば、今年からは誰でもが参加できる短期型の海外医療活動を実現したい。
多くの参加を心待ちにしている。
私が実現したい医療は、たとえ死んでも、本人だけでなくその周りの家族や仲間たちのこころ1%でも救われている医療をこの世に生み出したい。家族は本人が死んだ後も生きていかなくてはならない。少しでもこころを救うことができるだろうか。
このような医療をこの世に実現でき、それが広がれば、これから未来永劫、どれ程の人たちにその恩恵があるだろうか。
だから、個人的な欲求など皆乗り越えてそのために力を貸して欲しいと思う。
それに比べれば、お金のこと、地位のことなど、個人的な、きわめて取るに足りないことなのだと理解して欲しい。
目指すは、今まで誰も言語化せず、具体的に出来なかったそのような医療を生み出すことだ。
こうして言語化し、私の中にあるより具体的なイメージに近づけてゆきたい。
きっと実現する。
その船に、乗り込んでもらいたい。