本番
2010年 01月 09日
最近うんざりしていること。
一緒に働く日本人スタッフのレベルが低いこと。
現地で出くわす病気のことを知らないくせに、平気でいる。
患者が悪くなっていても、平気で見逃し、そしてその責任もすぐに忘れる。
一生懸命働くことで、失敗しても許されると思っている。
勉強しろといっても、すぐにやめる。
人のいのちや人生がかかっていても、眠気に勝てない。
数え上げればきりがない。
甘い。甘すぎる。
この人たちは、日本社会の縮図だなと思う。
甘やかされて、許されて育った子どもたちの末路だなと思う。
そういえば、現地にいくたびに、スタッフから病気を移される。
体調管理もできない。
手術と手術の期間の間は2週間ある。
本当はこの期間のすごし方こそが、手術の成果を生み出していることにも気づかず、のほほんとすごしている。本人たちは結構、いけていると勘違いしているかもしれない。しかし結果が、それを認めていない。
規則正しい生活を心がけ、粗食にし、適度に運動をし、そうしてこの間に体調を整え、知識を蓄え、整理できないでいる問題点を克服し、、、、。
こんなこともできない人たち。
自分もうまく管理調整できない人たちが、患者を治す? ? ?
甘いのよ。
適当にやっていて何とかなると思っている。
何とかなっていないから、患者が迷惑している。
私の医療レベルは自分では大して高くはないと思うが、この人たちと比べれば雲泥の差がある。
たとえイチローでも、少年野球の子どもたちと本気で一緒にやっていたら、野球自体がいやになる。
医療自体が、いやになる。