ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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いろいろ告知

いろいろ告知

1) このブログをはじめてから、このブログ経由で私に意見を求めてくる人も多いのだが、このあたりで一言。
 ブログでのコメントはしないことにしている。
 正確にはできなかった。
 ミャンマーではネットに全く接続できなかったし、最近まで私のブログやジャパンハートサイトは検閲の対象だった。都市部でもメールにアクセスするのが精一杯だったのだ。
 URLを開くなどというのは最近できるようになったといってもいい。
 
 それと、このブログは私のブログだが個人的な相談を受け付ける場所とは思っていないので、もしも聞きたいことがある人は、FACEBOOKの私のページにアクセスし、そこからメールを送ってもらいたい。今後は。
 個人的なメールの送れるはず。また、私がアクセスしにくい場合は、ジャパンハート事務局から可能な範囲で連絡をするようにしているし。

2)今年も3月に学生対象のフェリーツアーをまたやりますよ。
 中学・高校・大学と学生ならば誰でも参加可能。
 神戸港から大分港までフェリーに乗りながら夜中までディスカッション、翌日は温泉付き個室の、ホテルに泊まり、すべて行程食事つき2泊3日で(20000円+消費税程度)になっている。
  交通費もフリー代込みですね。
 関西や中国・関東から参加しやすいかな??
 LCCが成田、関空から大分まで乗り入れているので、帰りはLCCでお帰りください。
 九州を数日旅行して帰るのもいいかもね。
 九州各地からLCCは飛んでますよ。
 早めに申し込みを。先着順らしい。

 http://www.japanheart.org/event/2015/post-28.php

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3)あと、ジャパンハートの学生部会HEART’sのイベント案内。

 認定NPO法人ジャパンハート学生組織HEART's主催
チャリティーバブルサッカー大会


北欧で誕生し、今話題のバブルサッカー。
サッカー未経験者であっても、誰でも楽しく参加できる大会です!
当日は、あのトゥギャザーで有名なスペシャルゲストも来てトゥギャザーして下さります!
皆様、奮ってご参加ください!


【開催目的】
ジャパンハートがミャンマーに設立した養育施設である「Dream Train」では、サッカーが大人気です。
私たちは、子どもたちにプロサッカー選手という夢の選択肢を一つ増やしたいと考えています。

「Dream Train」からプロサッカー選手が輩出され、それを目の当たりにした子どもたちが希望を抱き、
ひいてはそのループが継続される環境を作りたいという思いを抱いています。

その実現に向けた、「Dream Train」への寄付、サッカーを行うための環境の整備、
それに付随した現地・国内での活動に充てる資金を集めたいと考えています。
また、ジャパンハート、HEART'sの活動を多くの人に知ってもらう機会になればと考えております。
https://www.facebook.com/events/908610852513137/

【日時】
2015年3月22日(日)
14:00-18:00

【場所】
Fisco Futsal arena としまえん
都営大江戸線「新宿から直通20分」豊島園駅下車
西武池袋線「池袋から直通14分」豊島園駅下車
西武有楽町線練馬駅乗り換え豊島園駅下車
http://www.fisco-co.com/

【参加対象者】
誰でもご参加頂ます。サッカー未経験者も大歓迎です。
チームは18チーム募集致します。また、メンバーが5人以上集まらない場合は個人(または数名)でも参加頂けます。個人で参加される場合はできる限り、個人参加者同士、お友達同士でチームを組めるよう配慮致します。

【参加費】
チーム参加:30,000円/1チーム(5~10名)
個人での参加:3,500円/1人
尚、収益は全て、「Dream Train」への寄付、サッカーを行うための環境の整備、それに付随した現地・国内での活動に充てる資金と致します。

【申込方法】
申込は先着順となります。下記のURLよりお早めにお申込ください。
http://urx2.nu/gi6k
記入後、メールにて振込先をご連絡致します。
振込が確認出来次第、申込完了となります。
振込は1週間以内にお願い致します。

【大会ルール】
・バブル(正式名称:Bumper)を着用し、フットサルとほぼ同じルール形式で開催。
・審判は主催者側で行います。
・5対5でチームメイトと交代でローテーションしながらご出場頂きます。その内1名はバブルキーパー(しかし、バブルを被っているので手は使用できません)
・試合は2コートにて行います。
・43試合(1コート2試合)
予選(40試合)…総当たりのリーグ戦で行います。(5チーム×4リーグ)
決勝(3試合)…トーナメント戦
・優勝チームには賞品を用意しております。また、他にも各種表彰がございます。
・競技ルール:バブルサッカー(バブルフットボール)の公式サイト参照
 http://bubble-football.jp/about
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by japanheart | 2015-02-22 00:47 | 活動記録 | Comments(1)

ルーチンワーク

ルーチンワーク

 日日の細かいルーチンワークを大切にすることを現場ではよくスタッフたちに言っている。

 ルーチンワークは日日の土台を作り、その土台の上にあらゆる成果をのっけいていく事になる。
 土台がよく崩れていたり、形が変わってしまうと成果が積みあがらない。

 朝起きたら歯を磨く、顔を洗う、宿題をする、ご飯を食べる、、、、。
 こういうものがあなたのルーチンワークならこれらをきっちりやることをお勧めする。
 週に一回、あるいは月に一回これをする、あれをする、年に数回これをするあれをする。
 これもルーチンワークならばそれも忘れずにしなければならない。
 これらができていないで新しい試みやチャレンジ、改善などしても成果など目減りするばかりだ。
 
 人は大きな成果ばかりに目を奪われ、小さな積み重ねが大きな成果につながっていることを忘れがち。
 私たちの体がひとつひとつの細胞から出来上がっていることを意識して生きるのと同じ。
 これを忘れているとある日ある時、大きな落とし穴に陥ることもある。
 たとえば、大病を患う。それをいきなり病気になったような錯覚に陥る。
 しかし、人間の体とていきなり大きな病気発生しない。体の中で少しづつ病気が進行していく。
 この進行の具合を、いつ感じることができるのかといくことになる。
 早ければ早いほど、命への影響は少なくなる。
 
 人生というのはリズムが大切だから、このリズムを取るというのも日日のルーチンワークにかかっている。
 私たちが日日生きていく中で、自分の中から外界へ表出されるあらゆる事柄は、自身の感度さえよければある程度自分で感じたり気づいたたりできるのではないかと私は思っている。
 それを具体的には、こういう感じであるとか、どこが悪いとか、そういうことはできないかもしれないが、違和感としては感じることができるのではないか。
 その違和感というのは、いわゆる自身の安定するリズムの乱れ、リズムからの乖離ではないのか。

 日日のルーチンワークをしっかり確立して、自身のリズムを知ることは必要だ。
 心地いいリズム、安定的なリズム、狂いはじめのリズム、大きく逸脱する直前のリズム、、。

 そういえば昔々、今から40年前。私は人間には個々人のバイリズムといういうものがあることを知った。
 それがどれほど正しいのかはわからないが、自分のリズムは必ずあると思う。なんせ人間の細胞も振動しているのだから。

 大きな個人のバイオリズムは運命みたいなものかもしれないから変えようはない。
 しかし、リズムを知れば、人生のパターンみたいなものは知ることはできる。
 人間はそのパターンから逃げることはできないが、それを知れば、準備はできる。
 人間が弱いのは、不意打ちに弱いのだ。
 不意打ちでなければ、構えや防御をとれれば、ある程度の衝撃は緩和される。
 だからどうせ避けることができない不運のリズムも、そのパターンを知っているかどうかによって、不意打ちにもなるし、そうならせないこともできる。
 大きなリズムの変化は小さなリズムの乱れから予測する。
 特に大きく逸脱する直前のタイミングを知れば、準備に入れる。

 日日のルーチンワークはそのすべての源になる。
 まずはそれをしっかりとやることだ。
 日日のいいいい加減さが、未来の大失敗の主因となる。
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by japanheart | 2015-02-16 00:27 | 活動記録 | Comments(1)

患者が患者を連れてくる

患者が患者を連れてくる

 どこの病院でもそうかもしれないが、どうしても外科をやっているとその多くは命には早晩関係ない疾患も多くなる。
 特に、途上国の現場ではいまだに胃がんや肝臓がんの根治手術はできないでいる。
 その後の抗がん剤治療もないので、どうせ完璧な救命はできないからという理由もある。

 こういう、いわゆるがんの治療をしないでいると、なんか人を助けていないような気に陥るスタッフもいる。
 いのちに近々は危険がないような病気の手術をたくさんしていても仕方ないのではないか?
 という感じになる。
 私はかねがね言っているが、医療はその患者やその周りの家族の人生の質の改善こそが使命だと認識している。いのちを救う作業はその一部に過ぎない。

 しかし、どんな人の質をもっとも改善してあげたいか?と聞かれれば、死にそうな子どもたちやその家族の人生の質の改善が一番に頭に浮かぶ。

 いわゆる途上国では助からないようながんのような病気で、しかも超強力な治療をしなくても助かるようなレベルのもの。あるいは、1時間以内の手術で取り急ぎ救命できるできるものなどなど。

 ところが難題があってこういうレベルのものは、実はその国中に散ってしか発生しない。
 ということは、このような病気は患者側からこちらに向かって来てもらわなくてはならない。

 ではどうすればこういう病気がタイミングよくやってきてくれるのか?

 答えは、いのちには危険が早晩ない患者たちをどんどん治療するという方法しかない。
 そこに行けば医療があると多くに人々に認識してもらい、そしてそこで治療を受けた患者たちが自らその話をしてうわさが広がり、徐々に徐々に、患者たちがそこを目指すようになる。

 たいしたことがない病気だと患者を拒否したりしてはいけない。
 1円の大切さを認識できない人間は、1万円を得ることは難しい。
 たいしたこともないと思える多くの患者たちこそが、大きな川の流れを作り、その流れに乗って重症の患者たちがやってくる。

 3日前、ラオスでお腹がパンパンになった1歳の子どもがやってきた。
 昨年、ラオスの1歳の腎臓がんを日本で治療を行ったが、そのことうわさを聞いたそうだ。
 どうやら、胆管か卵巣か?しっかり検査するまで、はっきりわからないがしっかりとした治療が必要になる。

 毎月、ラオスで続けている巡回診療。そして手術ミッション。
 その延長線上に、腎臓がんの子どもがいて、そのまた先にこの子どもがいた。
 この子以外にも、もう一人右目の周辺が大きく腫大した1歳の子どももやってきた。

 人生も同じかもしれない。
 日々の些細なことをしっかりこなすことが、大きな成果を生み出すのだと思う。
 そういう意味では、毎日の一つ一つの事柄を大切に扱っていく心がけは必要だと思う。
by japanheart | 2015-02-08 13:17 | 活動記録 | Comments(0)