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ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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人生の後半は”破壊”を使命とする

 人間なんて所詮、と最近よく思う。
 どんなに金持ちになっても日に3回しか飯は食えない。
 1日に6時間も7時間も寝なければいけないし、贅沢に使えるお金も知れている。
 不思議なことに、お金は使えば使うほど、興奮は薄れ、食べ物は食べれば食べるほど、味が薄くなっていく。
 
 同じように年をとれば年をとるほどに、人生から受ける感動や動揺は少なくなっていく。

 どんなに人にほめられ、どんなに贅沢をしても、多分人間は、そんな自分に飽きて満足しなくなる。
 齢50を前にして思うのは、困難なことも達成してしまうと人間は感動も興奮も薄れるという性をすでに背負っている、ということだ。
 どんなに多くの人間を助け、どんなに世間から評価を得ても、医者も所詮、人間、満足はなくなる。
 巷で名医ともてはやされ、持ち上げられて大した収入を得ている人たちも、きっとそんなには満足はしていないだろう。

 私は、海外で医療をやり、様々なチャレンジをしてきたが、満足など今の自分にはない。全くない。
 大切な時間が少しずつ、失われていく焦燥感があるだけだ。
 多くの医療者や社会人が安定した大きな組織や国の組織で働きたいと、躍起になっているがそれを私は覚めた目で見ている。
私ならそんな興奮がない生き方はしないと思うからだ。
 あなたなら、世界企業となるためにがんがん坂道を駆け上がっていたときのトヨタにいたいか?
 それとも世界企業になった今のトヨタで働きたいのか?
 私は明らかに、前者で生きることを選ぶ人間なのだ。

 しかし、、というか、そして、気がつけばいい年になってしまった。
 感覚では最近まで20代だった感覚なのだ。
 これからは何をすれば、興奮して生きていくことができるのだろうか?
 どうすれば、日々生きている実感を、自分が存在している実感を自らに感じながら生きていけるのだろうか?
 この数年、この問いに悶々とし続けた。

 そして、、、、最近、答えを得たのだ。
 ”破壊”
 これが答えだった。

 破壊する。
 壊す。
 
 過去の自分を破壊する。
 過去の業績を壊す。
 他人の作り上げてきた仕組みや構造を破壊する。
 社会が良しとして、押し付けている仕組みを破壊する。
 
 それを進歩というのではないかと思った。
 新しい仕組みや秩序を作るために、過去の古びた仕組みを破壊する。
 これが、先を行くものたちの役目ではないか。
 こうして人類は進歩してきたのではないか?

 破壊する作業は、困難を伴う。
 大いなる抵抗に会い、消耗するだろうが、破壊は新しいものを生み出すために行う作業だ。
 恐れずに前に進もう。
 私達に進化の能力とその遺伝子が組み込まれているとしたらきっと神は私の味方をする。

 きっと、興奮し、我を忘れ、感動し、消耗もするだろう。
 しかし、多分、この自分の存在を、自らに向かって確かに宣言することはできる。

 若い奴らは、栄達を求めればいい。
 年をとってどれも、意味のうすいものだと分かるまでは、誰の言葉もきっと届かないだろう。
 大した肩書きが腐るほどあるヨボヨボの老人の名刺を見たことがあるか?
 腐るほどの財産をため、植物状態になって人工呼吸器でかろうじて生きている老人達の姿を見たことがあるか?
 死ぬ前は、肩書きを全て脱ぎ捨て、一人の男になって死にたいものだ。

 ここから、私は破壊者として生きる。
 まずは過去の自分を破壊する。
 
 
 
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by japanheart | 2013-01-30 20:56 | 活動記録 | Comments(4)
大きく動いて、小さくまとまる

 「大きく動いて、小さくまとまる」は私が常日頃心がけているこころ極意のひとつだ。
 
 最近若い世代のスタッフや学生たちに、将来のプランや夢を聞いてみる。
 そうしていつも惨憺たる気持ちにさせられる。

 「おい、おい、10代や20代でそんな質素で、ちっぽけな夢かよ」って思ってしまうからだ。
 
 10、20のガキどものくせに、その夢が、さらに自分にこどもが生まれたあとの将来を考えていたりする。
 ガキがそのまたあとのガキのことを考えてどうするんだ???って思わず思ってしまう。

 ささやかでもいいんだけど、もっと魅力ある夢をこのおじさんに語って聞かせてくれないかな?
 この年になっても、もっと夢を持っていきたいと思うわけよ。

 このガキ、大ぼら吹いてうっとうしいが、将来笑ってやろうって、せめて思いたいだけど。
 こっちがすぐに忘れるくらいの、若いやつらのみみっちい夢など聞きたくもない。

 10代で、20そこそこで、もう将来のお金の心配をしているやつもいる。
 なんでもお金と比べるなよ。

 これとこれを勉強して、将来はあの安定してステイタスも与えられる組織で働きたいっていうやつもいるけど、せいぜい将来、安定してくれ。
 取り返しがつかない頃に、きっと後ろから来たすごいやつらにどんどん追い抜かれていくから。
 楽しみな未来だ。


 神仏は尊び、されど頼らずといった武蔵のこころと正反対だな。
 まあ、いい。


 人生はいやでも収縮する。
 収縮するというのは、正しくイメージを伝える言葉ではないがそうなる。
 要するにコンパクトに、鋭くなるといったほうがいい。

 あなたの知っている一流の野球選手が、はじめから縮こまった小さなスイングを練習したりはしない。
 はじめは、大きく、大きく正しいイメージを定着させるように、しっかりと大きくスイングの練習をするものだ。
 やがてそれがどんどんコンパクトに鋭さを増していく。
 そうして、やがてヒットやホームランを量産できるようになる。

 人生もはじめから、コンパクトにまとまろうとすると、縮こまってしまう。萎縮してしまう。
 だから若い頃は、大胆に、大げさに、無駄を承知で大きく動くことを意識しながら生きたほうがいい。
 嫌でもやがて、それがコンパクトにまとまり始める。

 せめて20代の間はそのくらいで生きてくれよ。

 
 私はね、最近、どんどんやったるで!って思っている。
 新しい世界を見たいじゃない?
 それは別の言い方をすれば、自分の眠っていた可能性に気づきたいってことなんだ。
 おおー!!自分にはこんな才能もあったって、自分に思わせたい。
 
 最近、自分のこどもを見ていると、こいつらに絶対抜かれるってわかるんだ。
 すげー!!っておもうことも一杯あって、どんなけ才能あるんや?って。
 別に親ばかじゃないよ。
 だって、日本から来る多くの若者たちにも、それを見るからね。本当に、多くの人たちにだよ。
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 だから何が言いたいかって?
 
 気づけよ!気づけ!
 お前らは、本当は結構、いけてて、すごいんじゃないか?
 ってことよ。

 だから、そんなちっぽけな夢を持って、縮こまった人生を生きてくれるなよ、、。ということ。

 大胆に、大胆に、大きく、大きく。
 親を困らせてね。
 親に、そんなことをしてて将来、どうなるんだって?不安がらせてみなよ。
 
 そんなやつのほうが、30年後には、親が誇りに思ってくれるような人間になっている確率が高いような気がする。
 
 

 
by japanheart | 2013-01-18 02:09 | 活動記録 | Comments(0)
春休み学生セミナー 神戸~九州 

以下の学生セミナーは、中学生や高校生でも参加できますよ。

 例の春休み学生セミナーの募集が、ジャパンハートのHPで始まりました。

 スマホでアクセスしましたが、 上手くいきません。
 携帯かPCでアクセスをしてください。

 定員はどちらも1回15名以内。
 日時は以下のどちらかになります。
 1)3月14日夕方~16日午前11時
    神戸からフェリーで出発し大分へ
 2)3月17日昼過ぎ~19日朝
    18日にはフェリーで大分出発し神戸へ


 フェリーの中では深夜までディスカッションします。
 九州では、地元の学生たちと国際協力について熱いディスカッションをしたい。
 
 交通費、ホテル代、食事代全部込みで19800円です。
 
 海外医療の現場を経験した看護師やインターン学生も参加して、熱い2泊3日を経験できます。

 最近、ずいぶんと学生関わる機会が増えてきたんだけど、今年からはバンコクを医療活動の拠点化とし、
 ミャンマー、カンボジア、ラオス、ベトナムそしてネパールも攻めるかも。

 だから結構忙しいのに、もっと忙しくなるかも知れないから、ゆっくり話をする機会が少なくなってくるから。
 ぜひ、興味ある人は、積極的に参加を。


申し込みは以下になります。
 3月14日神戸発希望者 PC版

3月14日神戸発希望者 携帯版

3月17日大分発希望者 PC版

3月17日大分発希望者 携帯版


 詳しくは以下の内容参考に。
 ジャパンハート・トピック


 最後に、大分で宿泊する施設は、私が常宿にしているビジネスホテル。
 かけ流しの温泉がわき、完全個室のビジネスホテルで快適なんです。
 
 お楽しみの食事も、もったいない位の内容です。
 (フェリーの中ではバイキングになります。)

 温泉つかって、フェリーで旅をして、上手いものを食べ、そして色々な学生たちと意見を交わす。
 昔の学生がやっていったような特別な時間を過ごせるかも。
 

 
by japanheart | 2013-01-13 01:22 | 活動記録 | Comments(1)

新年に思う

新年に思う

 日本では、再び政権が変わり、恒例の内閣も順調に1年周期で入れ替わった。
 私の予想では、今回の政権は円安とTPPでトラブらない限り長期政権になると思う。
 少なくともいままでよりは。
 憲法改正と防衛問題では政権はつぶれないっていう意味だけど。

 話はそれたが、2014年でジャパンハートをつくって10年目を迎える。十年の節目にというのが本来のあり方かもしれないが、私は時間を早巻きにしたい性質なので、9年目の今年に原点帰りをしようと決心した。

 原点とは何かというと、ジャパンハートのオリジンを確かめるということだけど、それは一言でいうと、
 貧しく医療が受けれないような人たちのために、医療行うという事だと思う。

 8年間ジャパンハートをやってきて、すっかり様々なことに手を出し、色々とやることも増え、医療・教育・社会福祉やその他ということになったけれども、ここで一発、原点帰りをしたい。

 すなわち、私は医者であって、ジャパンハートというのは医療の組織ということを再確認するというとしにしたい。

 それは、医療というものに力を入れることであり、医師や看護師を派遣するということであり、患者たちに医療を届けるということである。

 それを様々なレベルで戦略的に展開していきたいと思っている。

 戦前、あるいは戦後、世界のフォードを前に、トヨタやホンダの経営者たちは何を思い、何を考えていたのだろうか?

 松下幸之助はどんな思いで、世界に支店を出していったのだろうか?

 日本人たちが日本製のものには振り向かず、舶来ものといってヨーロッパのものばかりを買うことを誇りとしていたとき、日本の技術者や経営者たちはどんな思いで前に進んでいったのだろうか?

 かつて、メイド・イン・ジャパンはその匠の技術によって生み出されたプロダクトを指していた。
 しかし、何十年か後に、メイド・イン・ジャパンといえば、その文化や精神性によって生み出された仕組みや哲学の高いクオリティーを指す代名詞にしてみたい。

 その先駆けたる組織であり、人であるものになりたい。
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by japanheart | 2013-01-07 03:10 | 活動記録 | Comments(0)