特定非営利活動法人ジャパンハート ファウンダー・最高顧問。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

<   2011年 01月 ( 10 )   > この月の画像一覧

その後の、甲状腺がん-経過

 甲状腺ガンの治療に訪れている女の子は、元気にしている。

 現地では、手術は大変だった。
 激しく周りと癒着しているし、経過も長い。
 手術をしているとき、甲状腺外科の先生もこんなは、あまり日本では今はないだろう、といった。
 
 日本は早め早めに治療が行われる国になっている。
 文句を言う患者も多いが、それだけ健康に対する意識が高いのだと思う。
 これは政府が、啓蒙をしっかりしてきたからだろう。
 今や、患者と医療機関の関係はぎくしゃくしていて、医療をする上で大切なお互いの信頼関係を上手く構築するのが困難になっている。
 これも政府のおかげ。
 机上の理屈だけで、健康の意識の向上を目出したからであろう。

 今彼女は、ヨード制限食というのを採っており、この後、放射線を用いた治療が始まる。
 かつてはともかく、今は飲み薬になっており、ずいぶんと患者の負担は少ない。
 いい時代だ。

 その後しばらく隔離される。
 異国で、子どもが治療のためとはいえ、隔離されるとは、どんな心境なのか?
 十分、想像力を働かせてみる必要がある。

 医療は、いっても医療者側の想像力が、大切だと思う。
by japanheart | 2011-01-29 09:49 | 活動記録 | Comments(2)

患者たちの午後

患者たちの午後

 カンボジアの13歳の甲状腺ガンの女の子が来日する。

 1年半ほど前、この子にカンボジアではじめて出会った。

 もう少し幼い頃、現地の病院で診てもらっていたが、治療不能ということで治療をあきらめていた。

 やはり私も、海外では同様に打つ手は既になかった。
 甲状腺の手術はできても、既に肺に転移してしまったガンには、手の施しようがない。
 あきらめるしかなかった。

 私たちの活動のひとつに、スマイルースマイルプロジェクトというのがある。

 ガンの子どもたちやその家族に少しでも元気を持ってもらおうという企画だ。
 どうせ治せないなら、せめて人より、多分、その短い人生をの中を、すこしでもいい思い出を持ってもらいたいと思った。
 もしかしたら、この子が病床に横たわり動けなくなったときでさえ、そのとっておきの思い出があれば、家族もこの子も、その思い出の話をする間だけは、幸せな気持ちになれるのだろうと思っている。

 子どもを福岡の新日本製薬の支援で、昨年の9月頃、日本に連れてくることができた。
 そして楽しい時間を数日過ごした。
 せめていい思い出をつくってほしいとそう思っていた。

 そして最後に、母親がスタッフにこう言ったらしい。
 「いつもこの病気があって、娘はいつも不安がり、沈んでいた。こんなに幸せそうな娘の顔を久しぶりに見れて、私も幸せです。」

 それを聞いて私は思った。
 そりゃそうだろうな、と。
 
 いい思い出もいいけど、やっぱり病気が治ることが一番に決まっている。
 親だったらそう思うに違いない。

 そう思った瞬間に、治療したくなった。
 むかし、小児外科を日本でしていた頃、上司が全く同じような甲状腺ガンの子どもを治療していて、肺転移が、ある治療ですっかりコントロールされ消えてしまった話をしていたことを突然思い出した。
 もしかしたら、治るかも?
 ふと、そう思った。

 それから、3ヶ月後の、この1月、現地カンボジアで、日本から小児外科・甲状腺外科の混成チームを派遣し、5時間に及ぶ甲状腺腫瘍の摘出術をした。
 
 そして、いよいよ次の治療のために本日、日本にこの子が来日する。
 約10日間の滞在で放射線を使った治療を行う。

 岡山の国立医療センターで、治療を行う予定だ。

 助かるか助からないかは、全く分からない。
 でもやってみる価値はある、と思わない?

 

 
by japanheart | 2011-01-25 00:45 | 活動記録 | Comments(4)
拝啓 氷室京介 様 そしてファンの皆様

 12月31日武道館カウントダウン1万人ライブにて、ジャパンハート支援のチャリティーオークションを開催して頂きました。
 こころよりお礼を申し上げます。

 今回、募金頂きました金額は、以下でした。

  オークション収益金: 6,720,888 円
  会場設置募金箱 募金: 145,827円

 改めまして、お礼を申し上げます。

 今回の募金は、私の希望としては、エイズや病気で親を失った子どもたちの施設(Dream Train)の、新しい施設の建設費に充てたいと思っていますが、いかがでしょうか?
 この建設には、おそらく1000万円程度必要かと思いますが、がんばります。
 いいネーミングをまた考えます。(いつもセンスが悪いと言われますが、、、、。)

 現在の最初の施設は、既に定員に達しつつあり、今後の子どもたちの受け入れを増やすために、新しい施設の建設の許可申請を、既に政府に出しております。



 当日は、私はミャンマーにて子どもたちの治療をしておりまして、参加できずに残念でした。
 参加していたジャパンハート・スタッフたちは、氷室ファンの皆さんに本当に暖かい声援を頂いたそうで、重ねてお礼を申し上げます。
 先日、私の妻が、氷室さんのロックは、ヒムロックといい、普通のロックじゃない!私に教えてくれました。
 そして、彼女曰く、バラードがそうとういい!らしく私に今度、聞かせてあげるといっています。
 当日はスタッフたちは、まさに時折、神々しい何者か、を見たというようなことを私に言ってきます。
 
 しかし、私、どうせ聞くなら、はじめは本物がいいので、今度、コンサート行ってきます。
 こっそりと。ちょっとイメージと違うことをすると、スタッフが何度も、本気で笑って気分悪いから。
 
 氷室さんのことは、色々、教えてもらいました。
 15年くらい、ロスにいてとか、、、色々。
 今の日本の現状も嘆いていることも。
 国は違えども、苦労しただろうな。
 そんなこと、何となく感じるわけです。


 もう一つ、私は、感じることがあります。
 それは、この人は、男として生きようとしている、ということです。

 私の大好きな言葉に、
            男は感性一本で通す!
 という言葉があります。
 
 私には、氷室京介という男は、きっと感性一本で生きている!
 ということが分かります。

 だから、皆が惚れるのでしょう。
 男前なんですね、きっと。

 今、日本に少なくなってしまった人たちなんでしょう。
 だからこそ、必要なんだと思います。

 若い世代が、こんな本物たちの背中を見て生きてゆくことができたら、どれほど世の中が良くなるだろう。

 

 


 


  

 


 
by japanheart | 2011-01-21 19:44 | スタッフと想い | Comments(11)
Dream Train ー支援方法 あれこれ

 ドリームトレイン支援についていくつかの方法を以下に。

 詳しく知りたい方は、お電話でジャパンハート事務局に直接お問い合わせ頂くこともできます。
 
 電話番号 03-3734-6206です。

また、以下の問い合わせホームからも問い合わせることができます。
 お問い合わせ/ジャパンハート


お金で支援したい人

1)里親になる
 月額 ①3000円 ②4000円 ③5000円という3種類から選べます。
 
  里親についての詳細は、アドレスをクリックしてください。
里親制度

2)寄付をする
 
以下にお願いします。振り込みされるときに希望をお書き下さい。(例えば、子ども衣服、子ども食事、治療費など)

 子ども基金

3)会員になって継続支援する

 会員制度


 物資で支援する

 これの前にどうしても知って頂きたいことがあります。
今、ジャパンハートでは医療物資を手持ちで年間3000キロ持ち込みます。人のいのちがかかっているので、もちろん医療物資が最優先です。
 現在、各航空会社は大変、荷物超過に関しては厳しく、人道支援医療物資として申請しても、タイ航空が10キロまで無料にしてくれますが、その他全ての航空会社には、緊急救援時以外は拒否されます。
 例えば、超過料金は、1キロあたり、ミャンマーまで何と、4200円で、10キロだと42000円取られます。考えられませんよね。私も同感です。高すぎる。
 なお、航空機のエコノミークラスで誰にでも許可される預け荷物は20キロまでです。これを越えると1キロにつき、4200円!
 4200円あれば、沢山の衣服やその他の物資が、現地で格安で買えます。新しいTシャツが1枚300円です。
 上記の事情を考慮された上、しかし、どうしても物資を送ってあげたいという方!、直接現地に!という方のために国際郵便があります。値段を調べました。
 ミャンマーまで 10キロあたり、5500円程度(船便)、10500円(航空便)だそうです。
 以下のアドレスにお願いします。なお、Donation for Non-parental Children( ドリームトレイン)
とお書き下さい。送付アドレスは、以下です。

Japan Heart -Myanmar :

 Yangon Office
No.12,H1,Aye Yeik Thar Street,(7)Ward,8 Miles,MayangoneTownship,Yangon,Myanmar
Tel : ++95-1-665081


さて、ジャパンハートへの寄付控除についてです。
 控除を受ける団体資格には、認定NPOという特別な資格を国税局からもらわなければいけません。(2012年からは法律が変わってもっと簡単になりそうですが。)
 しかし現在は取得は、そこそこ大変で、ジャパンハートはこの資格取得の準備をしています。
5月に資格申請、7~8月取得という形で、準備しています。先日も、団体関係者、団体税理士などで、国税局へ行き話し合いをしてきました。先方としては、問題ないということでしが、ジャパンハートは、法人になってから日が浅いため(2008年11月法人取得)、あとわずかの時間が必要です。
この認定NPO資格は、法人格取得後、最低2年間の会計の報告が必要なんです。
そのため、3月末で2年の会計報告ができあがります。その後、総会を経て、資格申請の運びとなります。

 寄付を税制控除の対象として希望される方は、8月頃(忘れないで下さいね!)もう一度、とれたかどうか事務局にお問い合わせ下さい。
 
 
by japanheart | 2011-01-19 02:09 | 活動記録 | Comments(4)

ご支援

DREAM TRAINへのご支援


多くのコメントありがとうございました。
私はまだ、国外にいてみれていません。

明日中にご支援の方法につぃて記載させて頂きます。
しばしお待ちを。

また、2月の日曜日に大分市で講演をすることにっております。
詳細もジャパンハートのHPとこのブログ、ツイッターでお知らせいたします。
沢山の子どもたちの写真をお見せできると思います。
お近くの方々は是非、お越しを。
by japanheart | 2011-01-18 00:02 | 活動記録
子どもたちを未来へ運ぼう

生理的欲求こそが、運命を変える

私がなぜ、海外で医療を行ったり、あるいはガンの子どもやその家族に関わったり、
エイズ孤児や貧困の子どもたちの施設「Dream Train」を始めたのか?
という根本的な答えを最近見いだした。

それは、結局私の生理的欲求だという結論になった。

たとえば、幼い子どもたちが3万円足らずで売り飛ばされ、
国境を越え、
わずか10歳、12歳で売春させられる。
その初めての日、彼らに前にいるのは見知らぬ大人であり、外国人たちかもしれない。
その夜の一部始終のその光景を、私は生理的に許容できない。
あってはならないとこころが嗚咽する。
それを許容すると、自分の自我も、自分の存在も全てが揺らぎ始めるのだ。

また、病気で悲しみ続けている幼子たちを、そのまま見過ごすことも、同様に私の存在そのものを揺るがすのだ。

だから、、、
そのような出来事は、私は自分の存在のためにこの世から消し去ろうとする。
それは、迷いもなく私の生理的欲求なのだ。生命的欲求なのだ。

子どものために、その親たちのために、そして私自身のためにやっている。

私自身がそうして始めた活動は、迷いはない。
食物を口に入れるのが迷いもないように。
空気を吸うのが当たり前のように。
同じように、私の存在を守る、大切な生命の行為になる。

だからやるのだ。

子どもたちの口に食べ物を運ばなくてはいけない。
今更、あの過酷な昔に返すわけにはいかない。
子どもたちだってよく分かっているだろう、自分がどうしてここにいるのかを。
たとえ3歳や4歳でも理解している。

今までは、きれい事が言えた。
しかし、これからはきれい事だけでいかなくなるかもしれない。
子どもの口に食べ物を運ぶために、覚悟を決めなければいけない。

病気やエイズになって死ななければ、将来、子どもたちは結婚でもして、自分の子どもを持つだろう。
そうして100年後、いのちはつながっている。

私は死ぬとき、誰からの賞賛も、見送りもいらないから、その子どもたちのまたその子どもが、
無邪気に遊ぶ姿を、誰からも気づかれずにそっと、遠くから見てこの世を去りたい。

私は人の生きた意味は、「いのち」がつながってゆくことだと思っている。
たとえ自分の子どもを持たなくても、それはできる。

「いのち」は「もの」にはない意味と可能性を持つ。

ひとりでも多くの子どもを未来へ運ぼう。
たとえ血などつながっていなくとも、それは自分の子どもとなる。孫となる。
ひとりの子どもに10人の親がいてもいい。

私のこころがあなたにも届くだろうか?
by japanheart | 2011-01-16 18:10 | 子どものこと

子どもたちの手術

子どもたちの手術

 私ひとりではどうしても太刀打ちが十分できないような数々の病気を持つ子どもたちがいる。

 麻酔が十分かけることができない環境の中では、大きな手術はなかなかできない。

 こんな子どもたちを集めて今回ミャンマーで手術を行った。

 日本から小児外科医3名と小児科医2名、看護師1名がチームを作って参加してくれた。


 朝から晩までみんなでがんばって、20数名の子どもたちが手術を受けることができた。

 本当にうれしい気持ちになる。

 何のための医療の技術か?
 何のための医者であり、看護師なのか?

 多くの医療者が自分のお金と休みを使ってこのような活動に参加しようとするときですら、邪魔をする上司が多い。

 一般の常識では信じられないだろうが、なんだかんだと言って参加をやめるように説得する。

 意味不明の、管理という。

 ヨーロッパやアメリカではおそらく、同じようなことをするときっと社会的には賞賛され尊敬もされるだろう。
 この日本社会。
 このずれ。

 それを貧しさという。
 社会の遅れという。文明の低さという。

 これから若い世代は、古い人々や慣習に振り回されずに世界を相手に動いてほしいと切に願う。

 それほど世界は狭くなっている。
 

 
by japanheart | 2011-01-16 03:45 | 活動記録 | Comments(6)

Dream Train 1月、今

Dream Train 1月、今

 Dream Trainは11月19日20数名の子どもたちでスタートした。
 12月のクリスマス頃、28人の子どもたちが更にやってきた。

 今、56名の子どもたちがいる。
 あっという間に数百人になると思う。
 私の頭の中は、子どもたちに食べさせる毎日のご飯のことで結構一杯。
 お金を集めなくてはならない。

 私達、日本人を頼って信じてきた子どもたちや現地の人たちのためにも、子どもたちを飢えさせるわけにはいかない。

 ここにやって来る日本人達には、子どもたちが皆で歓迎の舞をしてくれる。
 歓迎の舞といっても、どうも現地の踊りらしいが、みんな声をそろえて腰をふりふり、愛らしくてみんな笑顔になってしまう。

 興味ある人は、一度見てもらいたい。
 きっと彼らのファンになる。


 国境から4日かけて、ここへバスでやって来る途中、3人もマラリアになってしまった。
 うち一人は重症化し、死に掛けていた。
 意識がなくなり、透析も始まり、黄疸も進んでいた。

 こんなことになるなんて、ここへ連れてくることが、とこころから思ってしまった。

 今日、報告が届いた。
 子どもが意識を取り戻したらしい。

 私達のスタッフも病院のミャンマー人医師たちも皆,寝ずにやってくれたらしい。

 こころから感謝している。

 せっかく引き取ったいのち、みずみず死なせるわけにはいかない。

 コレまで幼いながらも彼らは充分幸せではなかった。
 だからせめてこれからは人並みの幸せを受け取って欲しいと思っている。
 
by japanheart | 2011-01-15 17:47 | 子どものこと | Comments(2)
カンボジアー甲状腺腫瘍と対峙する

 一昨日、ミャンマーから帰国したところだが、今日からカンボジアに向かう。

 甲状腺の腫瘍、おそらく腺ガンだが、13歳の女の子の甲状腺にできた腫瘍を手術しに向かう。
 カンボジアでは、子どもの手術をしてくれる病院はいくつかある。
 がしかし、この病気は治らないということで、治療を拒否されてきた。

 それが、カンボジアの医療事情だとあきらめていたが、なぜだか治療をしないといけないと、こころの声がして
 この治療と対峙するために、医療ミッションを組むことにした。
 それじゃということで、カンボジアとミャンマーをつなぎ多国籍間医療ミッションにして、多くの子どもたちにも手術を受けてもらおうと、カンボジアで手術後、ミャンマーに渡る。
 約1週間の行程。

 参加する医師は小児外科医3名、小児科医2名、甲状腺外科医1名、それに私を含むジャパンハートの医師3名、外部から手術室看護師1名、ジャパンハート看護師15名の計25名の医療チームができあがって、これでミッションに望む。

 ミャンマーでは数名の子どもの鎖肛という腸閉鎖の子どもたち、髄膜瘤という神経が飛び出した病気、そして尿道下裂という病気など主に先天異常に対して向かい合う。


 せっかく、医療者になったからには、まあいろいろなところで国境・人種も取っ払って患者たちのために一発やってみたいと誰もが思ってくれたら助かる。

 これからも果敢に、挑戦し、新しい水平を見つけてゆくつもり。

 行動しなければゼロ。
 行動すれば、プラスかマイナス。
 いずれにしろ人生は動く。
 人生動けば、何かが生まれる。
 外ではなく、中に、私の中に、それは生まれる。
 

 
by japanheart | 2011-01-09 07:29 | 活動記録 | Comments(1)
新年にはじめ、スタッフに伝えたいこと

 今日、スタッフにあることを伝えた。
 
 それはいつも言っているが、何のためにこの活動に入ったのか?
 特に、何のために海外医療の門を叩いたのか?

 お金のためか?
 じゃないだろう。じゃあ、金のことは言うな。
 
 休むためか?
 でもないだろう。じゃあ、休みたいと思うな。

 いい加減な仕事をするためか?
 でなければ、とにかく不細工でもいいから、一生懸命何でも自分から関わり、積極的に生きてみる。

 将来、使うか使わないか分からない様なことでも、出会ったからにはその時々は、本気で知ろうとしろ。
 全てに、そのように生きる。ジャパンハートに参加した間は、何も考えずに一生懸命生きて、駆け抜けろ!
と伝えた。

 少しずつの、小さな心の姿勢が、総体で自分の人生の姿勢をつくる。
 小さな努力を惜しむものは、総体としてずぼらな人格を生み出す。
 勝手にそうしたい人は、そうすればいいけど、医療人にはなるな!
 
 病院にいて、患者の訴えをめんどくさがって聞かないくなる。
 適当に薬を決めたりすることもある。
 適当な報告や治療によって、人生が狂わされる患者も多い。

 めんどくさがったり、適当に生きていれば、それは自分の子どもにだって伝播する。
 可哀想に、金に汚い親の子どもは、金に汚い人間の心理を異常だと感じずに、受け入れ、そして守銭奴によって傷つけられる。
 全部、親のせいだ。
 めんどくさがった人生を親が歩んでいると、子どもはめんどうくさい人生や手抜きの人生が、もったいなく、自分の可能性を台無しにして、才能を埋もれさせていることを自覚できもせずに、人生を終わってゆく。
生まれた時から、それが子どもの人生というものの基準になるからだ。
 親の罪は深い。

 一生懸命生きて、自分を大切にすることは、患者を守り、わが子を守り、子孫を守る。
 一生懸命生きてもいない人間が、未来の地球の事を心配する必要もない。
 
 今日、日本からはなれた遠い国で、日本人と現地人に、まずはいい人間になろうといった。
 その人間がする医療はきっと、そうでない人間がする医療よりも少しましなはずだと。
 あなたの人生を、もっと質高くする。
 それは別に難しいことじゃない。

 目の前のことに面どうがらずに、一生懸命に取り組む。
 分からないことは、いい加減に放置しないで、必死に解決しようとする。
 そしてコレを繰り返す。

 これ以外の方法など、私は知らない。
 
by japanheart | 2011-01-02 02:48 | 医者の本音 | Comments(3)