ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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満員御礼

2月7日の追加講演会も1月30日で満席となりました。


沢山のご応募本当にありがとうございます。


皆様に会えるのを楽しみにしております。
by japanheart | 2010-01-31 09:07 | 講演会 | Comments(0)
1月24日の「情熱大陸」放送後、たくさんの方に2月6日の講演会に申し込みいただき、翌日にはキャンセル待ちが出てしまいました。そこで2月7日に追加講演会を開催することに致しました。
予約のみの受付で、先着順となりますので、参加をご希望の方は「ジャパンハート事務局」まで、メールまたは電話、FAXにてお申し込み下さい。


●日程: 2月7日 (日)

  ●会場:増上寺会館 1階 『椿の間 』

      【住所】〒105-0011東京都港区芝公園4-7-35

  ●時間:10:30開場、11:00講演開始

  ●定員:50名 (定員に達次第、締め切りとさせていただきます。)

  ●協力:(財)浄土宗報恩明照会・法然上人をたたえる会


 黒門から入場しまっすぐ進んで頂ければ、『増上寺会館』となります。境内で一番大きな建物であ る大殿とは場所が異なりますので、お気を付け下さい。尚、当日は、『黒門』付近にジャパンハー トのスタッフが1名、案内に立ちますので、黒門を目指してお越しいただけたらと思います。
  ※地図案内URL・・・・・ http://www.zojoji.or.jp/map/index.html

 
               特定非営利活動法人ジャパンハート 事務局
                〒144-0051
                東京都大田区西蒲田7-25-7 グレワンビル605
                Tel , Fax : 03-3734-6206 
                Email : japanheart@e-mail.jp
by japanheart | 2010-01-29 23:26 | 講演会

悪い癖をなおす

私がスタッフたちを見ていていつも思うのは、どんな時でも傍観者であることが当たり前になっているということだ。

手術中だって、手術の視野を何をしている時でも意識していなければならない。
手術室の中にいればたとえ忘れ物を取りに来ても、どんな役割を持っていても、術野に意識が行く必要がある。すべての動きは手術をうまく行かせるためのあらゆる行動である。技術的なことうまい下手はその後になる。
自分が気になる時だけ、少し興味を示しても、ものにはならない。

何においてもそうだ。
食事を作るとき、他人と話すとき、野球をしているとき、、、。
すべて自分に直接関係ない場合もあるが、それに参加しているならその事柄に集中しなければならない。
人には行動パターンがあって日々すべての在り方が、まったく同じように繰り返される。何かを特別意識した時だけが人生の成果として現れないのが人間の恐いところだ。無意識の習慣こそが人生を創っている。
1日、2日、1月、1年そして5年とそれが蓄積されてゆく。
食事を作るにしても、野球をしても、結果は大きな差になる。

とにかく自分が少しでも関係していれば、傍観者のようなふりをしないで積極的に関わる。意識を前に出す。
そうすれば数か月もすれば驚くようなことが起こる。
だまされたと思って本気で試してみてほしい。
by japanheart | 2010-01-29 06:05 | 基本 | Comments(4)

脳瘤の子どもたち

情熱大陸でも映し出されていた脳瘤という病気。
この子どもたちをこちらでも手術しはじめた。
驚くべきことに、というところであろうか、しかし既にそんなことは当たり前になってしまったが、
方々からこの病院に、脳瘤の子どもたちが集まってきている。
人から人へうわさが駆け巡り、こんな状況になってしまった。

2月の手術ミッションは、毎日1人づつは脳瘤の子どもを手術しなければいけなくなりそうだ。
なんとなく、複雑な気分だ。
ちょっとストレスを感じているということだろうか。

程度のひどい子は、CTをとり、頭に水頭症のためのチューブを入れ、それからようやく手術という運びになる。もちろんすべての費用は、子どもたちは無料になる。
無料といっても、この病院は私達の病院ではないので、治療費は子どもたちに請求される。
その費用をすべて私達が代わりに払う。
もちろんそのお金の出所は、日本からの寄付ということになる。
このようにしてうまくお金は回っている。

今日、ふと私がもう3人ぐらいいればいいなと思った。
外来を何時間も待って座っている子どもや患者たち、手術を何カ月も待たなくてはいけない患者たち。

こころから申し訳なく思っている。
by japanheart | 2010-01-27 11:11 | 子どものこと | Comments(8)

2月6日の講演会

情熱大陸の放送後、講演会参加の連絡を多くの方からいただきました。

2月6日の講演会は満席となりました。

当日、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
by japanheart | 2010-01-26 20:15 | 講演会 | Comments(0)

講演会ー2月6日

講演会ー2月6日

 2月6日に講演会をすることになります。
 あまり一般の人たちに講演をする機会もなかったのですが、今回はそのチャンスに恵まれました。
 
 ぜひ、興味のある方はどうぞ。


 詳細:

  2月 6日 (土) 15時15分から
  場所:神奈川県民センター(会議室402)

  入場料 :一般1,000円 学生500円     ※会員のかたは無料


タイトル
 私の出会ったいのちの記憶~小児外科医の願いー日本、ミャンマー、そしてカンボジア 

    
   予約等お問い合わせは東京事務局 まで

〒144-0051
東京都大田区西蒲田7丁目25-7
グレワンビル605号
TEL・FAX : 03-3734-6206
事務局対応時間:9:00~17:00(土日祝日を除く)

メール:   japanheart@e-mail.jp
by japanheart | 2010-01-24 20:37 | 講演会 | Comments(3)

過去・現在・未来

過去・現在・未来

 私たちは決して過去をないがしろにしてはいけない。
 現在はすぐに過去になる。
 未来はすぐに現在になる。

 第二次世界大戦当時のミャンマー(ビルマ)での戦争19万人以上の日本人が死に、その遺骨が残っている。
 
 あるとき何かの番組で、どこかの島に未だにほったらかしにされている日本の遺骨がたくさんあり、その回収にお金が必要だということになったとき、現在も困っている人たちはたくさんにいるのだから、そんなお金があれば今困っている人たちに使ったほうがいいというコメントを出す人もいた。

 もし、日本のために自分が命がけで何かをなさねばならないとき、しかし、後世の人たちがそれを少しも評価もせず、自分の亡骸さえほったからしにするということを知っていたなら、誰が自分の国のために命をかけようと思うだろうか?
 国のためというのは、すなわち自分のため、家族のため、かわいい子どものため、故郷のため、父母のため、自分を育ててくれた、植物や自然のためということだろう。
 そのために、命をかけたのだ。

 過去を大切にすることは、未来を大切にすることだ。
 未来の子どもたちを大切に思うならば、過去の人々を大切に思うことだ。
 不思議なことに、私にとっては当たり前だが、それは同じだけ成果となって現れる。

 先人を大切にできない人は、未来の子どものためにいくら美辞麗句をならべてみても、成果は残せはしない。

 過去は現在を通過点に未来にまっすぐにリンクしている。

 未だにミャンマーでも多くの遺骨があり、日本政府は遺骨が出ても悲しいかな、すぐには引き取ってはくれない。アメリカやイギリスは、すぐに引き取っていくのに。
 それはすなわち、日本政府は未来の子どもたちに対して責任を持たないよと言っているに等しい。

 私たちは、今も昔も国のために献身してくれた人たちを、決してないがしろにしてはいけない。

 私はいい国を子どもたちに残したい。
 だから、この大地に果てた人たちの思いにいつも心を傾ける。

 19万人以上の英霊たちが望むことは何だろうか?
 たった一つあるとすれば、彼らがその命と引き換えにしようとしたもののため。

 自分の血を分けた子どもやきょうだいがいる、日本をよろしくと声がする。
  
by japanheart | 2010-01-23 07:23 | 随想 | Comments(4)

思うこころ

思うこころ

 日本と外国を激しく行き来する。
 当然現地には、手術後や治療中の多くの患者たちを残して日本に帰国する。

 いつも心がけていることがある。
 それは患者から決して意識を離さない事。
 うまくいっている患者たちのことは、忘れてもいいのかもしれない。
 しかし、そうでない患者たちからはたとえどんなに遠く離れていても決して意識を切断しないことにしている。
 それが結果に影響するかどうかは分からないが、するに違いないと思い込んでいる。

 いつも患者たちを残して帰るとき、自分に問いただすことがある。
 この中の患者一人でも、いのちや人生にかかわるような事態が起こったとき私はすぐにここへ有無を言わさず帰ってくる覚悟があるか?
 答えは、いつも YES。
 そう自分に答えて、そして現地を後にする。

 日本にいても実は同じようなことをしている。
 自分の子どもや家族に何かがあったとき、すぐに日本にかえるか?
 そして答えは、YES.

 いつも日本と外国の子どもたちにこころをつなぎ続けている。
 それが家族も患者も守るとなぜか信じている。
 
by japanheart | 2010-01-19 23:08 | 基本 | Comments(4)

退院

退院

 生後10日目の腸閉鎖で人工肛門を造った子どもが、昨日無事退院した。
 これからこの子は、何度かの手術を受けなければならない。

 でもとりあえず、いのちをと取り止めたので、未来が開けた。
 今まで何度かこのような子どもを現地でも見てきたが、多分、多くの子どもが医療のアクセスから漏れ、亡くなっていることだろう。

 私たちのしていることは、相変わらず非効率でいっこうに成果が少ない。まあ、しかし、医療というのはそういうものであるのだろうと思う。
 効率化を求めるあまり、人のこころが置き去りにされてい行く場面も多い。

 お金も人も持ち出しで行われる海外で日本人が行う医療は、日本社会の医療の中にあるもっとも成果のない非効率な医療なのかもしれない。
 だからこそ、文明度が高くなければならないし、文化度も成熟を要求される。

 高い文化や文明度をなすものは、その内にそれを宿していなければならない。

 だから普段からいい経験をつみ積み重ねておかねばならない。
 いい音楽を聴き、いい絵を観て、いい人たちと交流する、とか。

 どれも大切なことだ。
 ひとつひとつが、その人の文化になる。
by japanheart | 2010-01-15 10:41 | 子どものこと | Comments(1)

ブログ不能

ブログ不能

 ミャンマーでは、いよいよなぜかからないがブログが閲覧不能になった。
 よって当然、更新もできない。

 以前から、WEBメールは閲覧できないが、いよいよブログまでそうなってきた。
 
 私のブログなど、別にブロックする必要などないのに、チェックする方も大変だなと思う。

 私はただの医者で、ただ医療を黙々としている人間なのだが。

 多くの欧米系のNGOは政治的な提言をよくやっている。

 私たちはしない。
 それがポリシーなのだ。

 一歩間違えば、失うものの大きさを知っているからだと思う。

 患者一人ひとりの顔を見て、人生が見えだすと、それを守りたいと思うからだ。
by japanheart | 2010-01-13 02:30 | 随想 | Comments(2)