ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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今すべきことは?

今すべきことは?

 状況が厳しくなるにつけ、混乱してくる。
いろいろな動きや騒音に悩まされる。
私たちの世界も一歩目をやれば、今の政界や食品業界などのご多分に漏れず虚構だらけに見え、なにやら虚しくなってくる。

 自分だけが本気でやっているというわけではないが、組織であれ、個人であれ中途半端なものが多すぎる。

 自分たちの存在する世界をまともにしようと戦いを挑むには少し相手が大きすぎる。
まるでドンキホーテのようなものだ。

 どこを見ても否定したくなるようなものばかりだ。
しかし、否定はいけない。
否定するのは飲み込まれている証拠だと思う。
世界を正したければ、否定ではなく、肯定で立ち向かうべきだ。
この肯定は、相手を認めるということではなく、むしろ黙殺し、もっとすばらしい価値観をもって前に進むという意味だ。
 もっとすばらしい価値観こそ、私に与えられた唯一の武器。

 気がつけばそのすばらしい価値観が世界を塗り替えているかもしれない。
 そんな風に、歩んでみたい。

今、私はぐらつくさまざまな状況の中で、自分を取り戻すために、原点に立ち返ってみようと思う。
私は幸せだ。
なぜなら、私はその原点回帰の、方法や場所を知っているから。
私はいつでもそこへ帰れる。

 今回はゆっくり患者やその家族たちと触れ合ってみようと思う。
by japanheart | 2007-10-24 16:00 | 基本 | Comments(5)

ミャンマーとの関係

ミャンマーとの関係
 先日あるミャンマー人と話をしていたら、こんなことを言っていた。

60年前の敗戦で、日本がアジア中から戦後賠償を課せられた時、ミャンマー(ビルマ)が助け舟を出した。
 日本には今これくらいしか払う力がない、アジアの国々もこれくらいで妥協しようではないか、と。そしてビルマが一番先に、賠償金額の合意を行った。後の国々は、その額を基本線に金額を設定していった。
 そして食糧難の日本に、ビルマから大量のお米が届く。
ここまでの話は今まで私も何度もしてきた話だ。

ここからの続きがある。
彼はさらに語る。
 今、ミャンマーは日本の助けを必要としている。
中国やインドは大量の援助はくれるが、警戒しながら付き合っている。
欧米は圧力ばかりかけてくる。

 歴史的に繋がりもあり、信用もされている国は日本しかない。
そして、今回のジャーアナリストの死で、ミャンマーにも日本の話に耳を傾けなければならない理由が出来た。

 後は誰がそれをやるか。できるか。
 
一気に民主化勢力との妥協を可能にし、そして今の政権の面目をも保つほどの結果をもたせうるタフ・ネゴシエーター。そんな日本人がいるのか?

 私も彼もある人にそれを頼みたい、と思った。

 歴史はどう動くのだろうか?
by japanheart | 2007-10-23 23:19 | 活動記録 | Comments(0)

ビザの件

ビザの件

 ミャンマーは入国に関しては、ビザを取得しなくてはいけない。
この前、ヤンゴンで殺された日本人ジャーナリストは身分を隠し、旅行ビザを取得し、旅行者と偽って入国して、取材中に殺されてしまった。

 実はこれが私たちに大きな問題となって降りかかっている。
とにかく、特に日本人に対してはビザが出なくなった。
我々の活動のために派遣する人たちにビザが出ない。
どうするのだ?
 我々が入れなくなってくると、病気の人たちに医療が少なからず行きとどかなくなってくる。

私たちのこの活動を確立してくるまでに多くの時間と多くの努力があった。
死んでいった彼の正義と私たちの正義は明らかに違うのだ。

 彼はその日、今日は死ぬ気で行って来るといっていたそうだ。
何のために彼はそう言って出て行ったのだろう?
彼の正義とは何だったのだろう。
どうして彼の正義が、何の関係もない別のミャンマー人の健康を奪ってゆく結果になったのだろう?
どこかにいびつさがある。
彼の心に何かの欲はなかったのか?
それとも大きな時間の流れを掴みきれなかったのか?

 何の関係もなくささやかに暮らしている人たちのためにせめて私たちのできることは何だろうか?
by japanheart | 2007-10-22 23:50 | 医者の本音 | Comments(0)

日本巡り

日本巡り

 現在は日本めぐりの最終局面。佐賀県の伊万里に来ている。
ここは私が95年活動を始めたころよりお付き合いを頂いている方々がいる場所で、今もいろいろ情報交換をしている。
 
 明日は福岡へ移動、そして岡山、大阪へと移動し、現地に向けて出発。

今後の情勢がまったく想像がつかず、困難ばかりが押し寄せてくるような感じがある。
ただ、淡々と前向きに過ごしてみたい。
 かつては私一人だった。だが今は心を同じくする仲間達が多くいる。ありがたいものだと思う。

 おそらく来年は参加希望者が大きく減るだろう。

 この日本に勇気を持ったもの達がいないものか?

 自分の人生に感動するために、一歩前へ進むもの達が、、、。
by japanheart | 2007-10-20 23:46 | 活動記録 | Comments(0)
医療者としての能力を高める

昨日、岡山大学の大学院の教官山本先生に会った。
もとアムダの副代表で、色々アドバイスをもらっている。

次々に続く医療スタッフを若い人たちは順次大学院に進んでもらい、現場からだけでなく、社会科学の観点からも対応してもらいたいと考えているので、公衆衛生を殆どの人に大学院で学びなおしてもらいたいと考えている。
それが終わると余談だが、どこでも就職も引く手数多ともなるようだ。
そんなことよりは、現場でやる時に様々なことに気付く様になり、本人にとってはまた人生豊かになる。
どうせお金をかけるなら、これを学んだ方がいい。英語留学や駅前留学より圧倒的に安いし実がある。
語学はその環境の中で習得すれば良い。独立して学べば、英語留学というその環境からはなれればまたすぐに忘れてしまう。だからそれを使うというそのような環境を得るために、その世界観で生きれる分野への切符を手にする。
それが公衆衛生学かもしれない。
by japanheart | 2007-10-17 09:13 | 活動記録 | Comments(0)

東京で

東京で
今回数日間東京に行ってきた。
最近東京に行く機会が多くなってきて少しは地理がわかっていたような気がする。

毎月定例のミーティングを行い、今後の方針や現在の問題点などを話し合っている。
関西や中国地方からもスタッフが集まりやっている。

今回の現場の事件で派遣希望は減るだろうが、それでも前へ進む。
by japanheart | 2007-10-16 23:19 | 活動記録 | Comments(0)

今日再び島根で

今日再び島根で

 今日再び島根へ行ってきた。
昨年度研修者の長谷川看護師が、今僻地医療に携わっている。
なかなか大変らしい。がその中でも在宅を頑張っているという話を以前聞いた。

田舎で長くやってきた看護師たちと海外で激しい医療を経験してきた看護師とが同じことをやろうとするとなかなか大変のようだ。

できればそこにも次年度看護師を派遣できたら良いと思う。
田舎の診療所でやることは、理想と現実の格差にうんざりしながらやっていくことになる。
どこまでやれるか。
ここからが本当に彼女の看護師としての数年間の進化が問われるところかもしれない。

今、とても大変だが、幸せだそうだ。

明日早朝から東京へ行かねばならない。
by japanheart | 2007-10-12 01:16 | 活動記録 | Comments(0)

先日の国際医療学会で

先日の国際医療学会で

 先日大阪で国際医療学会があった。
私は出席していないが、私たちの組織の河野看護師は発表した。
1人約2分だったらしい。約2分で?何か伝わるのかな??と思う。
日本にいた頃、多くの医科系学会に顔を出していたが、本当に実のある時間というものはそう多くはなかった。
 特に国際医療という大きな括りにしてしまうと種種雑多になり膨大な人たちが集うが内容は膨らみすぎてしまうだろう。

 3名学会に顔を出さしたが、どうも皆少し温度差を感じたようだ。
そこに集う多くの人たちは一体何を求めてやってくるのだろう?
就職先か?人的交流か?知識の習得か?

私の元に来る人たちは、生き方を求めて集っている。あえて言えば、「生」そのものを求めている。

職業としてそれをしている人たちとは温度差が生じるのはそのためなのだろう。
私の元に集う人たちのそれは、職業というより天職というほうがいい。
なぜなら、機会や収入に恵まれようとそうでなかろうと、彼らは看護師や医師を生涯死ぬまですることを決意している。そして、海外医療をライフワークとして位置づけた人たちである。

そんな人たちが10名ほど私の周りには既に集っているのだ。
by japanheart | 2007-10-11 00:49 | 天職 | Comments(0)

11月の講演会

11月の講演会

 11月も講演会があります。
 特に東京の大学祭で行います。

 11月3日 東京医科大学
 11月4日 慈恵医科大学
 11月17日 聖マリアンナ医科大学

の予定です。

 ところで今現地ではビザがたいへん取れにくい状況です。そのため派遣者が予定どうり入ってこれるかどうかが全く不明な状況のために、私が現地のどれくらい留まらなければならないかがはっきりしない。
 今後なかなか講演会などの予定を組みにくくなるかもしれない。
by japanheart | 2007-10-10 22:25 | 講演会 | Comments(0)

今、どうする

今、どうする

 次年度の派遣をどうするのか?
現地の情勢は落ち着きつつあるとはいうものの、どうして行くのか?
派遣をとりやめ、規模を縮小し少人数でやりくりしていくのか?
おそらく多くの組織がそうしてゆくに違いない。
それも致し方ないと思う。
事は大きい。

私はどう動くか?
答えは、何も変えない。
今までと同じ。

私には規模を縮小してゆく理由が見当たらない。
by japanheart | 2007-10-09 23:26 | 活動記録 | Comments(0)