ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

<   2007年 01月 ( 8 )   > この月の画像一覧

言い訳

言い訳

今ここにはオーストラリアから眼科医が来て、手術を数日行なって帰っていった。
昨日少し話しをする時間があったが、どうもオーストラリアでもこのような活動に積極的に参加する人は多くはないと言っていた。

そういえば先日もドイツ人の老夫婦がここに来て病院を案内されていた。途中で紹介された時、ここで3年以上働いていて、年に10ヶ月ほど滞在すると言ったら、大変驚いて、敬意を払ってくれた。

先のオーストラリア人に同じ話をした時に、自分たちはそんなことをしたら本国での収入を失うし、食べていくお金を稼がなければならないからと言っていた。
私が組織を創ってやっていると言うと、どうも彼はそこから私が収入を得ていると思っているらしかったが、面倒だし、どうせ言っても無駄だから言うのをやめたが、おそらく私がどこからも収入を得ずに無給で4年も働いていることを知ると、理解不能だったに違いない。私も始める前は不可能に思えたが、やりだすと道は開ける。もし日本で働きたければ働く場所だっていくらでもあると思う。
要は自分の力を信じれるかどうかにかかっている。
私には悲壮感は全くない。

いつかも言ったかもしれないが、やらない人はやれない理由を探す。そしてそれを信じる。
やる人は、やれない理由を採用しない。
by japanheart | 2007-01-31 16:09 | 基本 | Comments(1)

先を急ぐ

先を急ぐ
 ここへ今回帰ってきて、11日経った。その間に外来・手術とやり続けて、今になる。最近、どうも10日位が、連続する激務の限界かな、とふとわが身を振り返り、感じている。
 看護婦さんたちは、毎日2から3時間の睡眠でも、まだ余裕ありそうな感じがする。
女はすごい。多分完全に負けている。
 今回はあと1週間程度の治療予定である。そのあと、2週間ほどは手術は停止され、入院患者だけの治療に専念される。その殆どは、看護婦さんたちに任し、その期間に私は移動をし、様々な事柄に関わっていく。
 とにかくやらねばならないこと、会わねばならない人たちが多い。うちの家族は、今やその一部になってしまうような有様だ。
 新しい息子が先日産まれたが、会えるのはもう少し先になりそうだ。

看護師さんたちに、言っている。終わりそうもない仕事は、ただ淡々とやるに限る。
by japanheart | 2007-01-28 01:42 | 活動記録 | Comments(5)

調子

調子
ひとは調子のいい時と調子の悪い時があるのだが、それで言うとどうも最近はリズムが悪いような気がする。
上手く調整が出来ていない。
手術も予定を入れすぎて、いつもできずに、日にちを延長し続けている。
かつてはここまでひどいことがなかったが、どうも最近こういう傾向が私に中にある。
自身を過信しているわけではないが、今までのように何とかなるだろうという安易な気持ちではいけないのかもしれない。
反省しきりである。

ある意味、私自身が過渡期にあって、今までの自己が少し融けはじめて、新しい自己を形成しているような気がする。
もうすぐ立春、私自身にとっても、また新しい年が始まる。
by japanheart | 2007-01-22 16:13 | 活動記録 | Comments(3)

受賞

受賞
昨年、本年と江口さんという女性が、ジャパンハートの活動を映像化し、数々の賞を受賞しています。

昭和池田賞 優秀賞
国際協力事業団 教材開発コンクール 外務大臣賞

そして今回、
東京ビデオフェスティバルという映像コンテストで「いのち輝くとき」が優秀賞を受賞いたしました。
以下でご覧いただけます。


http://www.jvc-victor.co.jp/tvf/
by japanheart | 2007-01-21 03:17 | リンク集 | Comments(0)

新しい仲間

新しい看護師と

また1月から新しい看護師たちが加わった。
多くの看護師たちがここでの活動を希望するので、どうしても人の回転が速くなってしまう。
厳しい基準を設けつつ、研修に励んでもらおうと思う。
1月ごとにそれぞれとミーティングを行い、目標を決め、評価をし、それに見合わなければ、強制的に研修は中止になる。厳しいが、今までのような日本でよくあるやり方ではダメだと思う。
そういえば先日、昨年度の2名の研修者に会ったが、二人とも本人達は気づいていなかったが、とても雰囲気が変わっていた。多分、人として深く広くなったのだと思う。
どんなに辛いことをしても、人生を豊かに出来なければ、もったいない。

今年初めての研修者も、ここでまたどんな風に将来なっていくのだろうか?
ここでの生活の全てが、それを決める。
by japanheart | 2007-01-19 00:41 | 活動記録 | Comments(1)

放送日程

放送日程

明日1月13日はNHK国際放送にて私たちの活動が放送されます。
 番組は What's on Japan
日本時間 海外NHK国際放送 
   13日 23:10~40分,14日 2:10~40分、5:10~40分、10:10~40分
日本国内
     BS1 14日 4:10~40分、 9:10~40分
     NHK 教育 14日 10:30~11:00

です。よろしければご覧ください。

 最近感じるのは、各界とも時代が組織を頼る人間を求めるのではなく、組織にいようがいまいが、独立した個人(自立した人間)を求めだしているということだと思います。
by japanheart | 2007-01-12 16:36 | 活動記録 | Comments(0)

帰宅

帰宅
 今ようやく、疲れきって帰宅した。家路への長い坂をあがり、境内の宿泊施設へ帰る。
今日の手術予定を終え、今夜12時を越えたところ。
電球が飛んで、電灯がない台所で、ミャンマー人のハンターが今夜の食事を皆の為に作り始めた。
日本人スタッフはまだ病院で明日の準備のため働いている。

明日私ははここを出発し、ヤンゴンー>日本へと帰っていく。
次年度の派遣看護師たちの面接と面談のためだ。
またしばらく、ここには緩やかな時間が流れようとしている。
日本人スタッフが7名いるが、明日から少しずつ減り、1週後には3名になる。

休息して、次回に備えて欲しい。
by japanheart | 2007-01-08 02:38 | 活動記録 | Comments(2)

来ない患者を思う

来ない患者を思う
ここで活動していて、いつも変わらぬ原則がある。

来る者は拒まず、去るもの追わず。

これを逸脱するといつも疲れ果てる。
多くの患者が治療を求めてやってくるが、約束など、どこ吹く風と自分のペースだけで行動する者もいる。
こちらがどんなに、患者のことを考えて心配してみても、患者の方は自分の都合しか考えないのはごくありふれたこと。

今日も約束の少女を待っていた。おそらく悪性の腫瘍のようだ。手術の準備と心構えを整え、その他の患者達の手術の予定を延期していた。
来なかった。

患者の苦しみや悲しみは、患者しかわからない。
by japanheart | 2007-01-04 01:32 | 病と人間 | Comments(1)