ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart

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病院のまわりの子どもたち
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病院のまわりにもたくさんの子どもたちがすんでいます。彼らは公園もなにもないこのような土地で一体何をして一日を過ごしているのだろうかと思います。私にはよくわかりませんが、子どもというものは何かしらして遊んでいるものだと思います。いわゆる私がよく見かけるのはかくれんぼ・凧揚げ・ゴム跳び・けんけんぱのような遊びです。これに野球を入れたら本当に昔の日本と、僕らが子どもの頃と同じではないかという感じです。みな楽しそうで、大人の私から見ても羨ましくなります。日本の子どもたちがもしこんな風だったらさぞかし大人たちは心温まることでしょう。遊びを通した子ども同士の関係の中からきっとたくさんのことを学んでいるのだろうと思います。そういうことはテレビゲームからは決して教わらないことなのだろうと思います。年長に対する尊敬や日本語の敬語のこと、或いは仲間と協調すること、遊びの中にはそのようなことがたくさん詰まっているように思います。

by japanheart | 2005-09-30 23:54 | 子どものこと | Comments(0)

日本から

首の腫瘍
この子供は、首に腫瘍のできた男の子です。この腫瘍はリンパ管腫という良性のものですが、日本では通常、薬を使って治療します。この腫瘍の中に、注射液を打ち込みます。しかし、ここではこの薬が手にはいりませんので手術をして取ることになります。
日本で中外製薬という会社がありますが、ここがこの薬をつくっています。
”だめもと”と頼んでみたところその薬をもらうことに同意してくれました。
この製薬会社のある方が奔走してくれたからですが、1年に何人もの子供たちが手術をすることなく注射のみで治っていきます。
いつも思うことですが、誰か一人でも責任を持って、その事にあたってくれれば、何とか道は開けていくものだと感じています。
たった一人の責任ある行動が、何人もの人の人生のクオリティーに関わっている、繋がっていていて、それを改善していく。それはすばらしいことだと思いました。
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by japanheart | 2005-09-28 17:00 | 活動記録 | Comments(1)

子供の記憶

子供の記憶
この地へ着てから、多くの子供たちに出会っていましたが、時々ふと思い出す子供もいます。
今日はその話を。
ある村の子供、それは9歳の女の子ですが、この子は、顔は生まれつき異常があり目が大きく離れ、真ん中が凹んだようになっています。両手・両足の指はすべてひっつき、まるで野球のグローブのようです。知能はまったく正常です。
この子は、家が貧しいために、大切な労働力として農家に手伝いに出ており、本人もそのことには十分納得しています。
普通、このような子供はどか少し性格がゆがんだり、沈みがちなのですが、この子はとても、キュートで明るく、本当にかわいいのです。少なくとも私の技量ではこのような子供の人生を変えるほどの治療はしてあげれませんが、もし日本だったら、このような状況の子供がこんなに明るく元気なまま育ってくれるのだろうかと考えさせられました。いったい何がこのように明るくさせるのだろうかと。
今も時々、日本の看護婦の袖にぶら下がって甘えていた子のこのことを思い出します。
by japanheart | 2005-09-25 13:19 | 子どものこと | Comments(2)

合指症の子供

合指症の少女
この少女は、9歳の合指症の少女です。生まれつき指が癒合しています。
私のいる場所から、4時間くらい離れた町から手術をしにやってきました。
比較的裕福な家庭のようでした。結構わがままな子供で、私によく怒られていました。
手術後の消毒のときは、よく暴れていました。普通、ミャンマーの子供はよく我慢して、暴れないのですが、この少女は日本の子供のようによく暴れていました。
この少女はしっかりしていて、看護婦さんが日本に帰るとき、今度やってくるときにはキティーちゃんのグッズを買ってきてくれるように頼んでいました。
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by japanheart | 2005-09-22 23:48 | 子どものこと | Comments(0)

熱傷の少女

熱傷の少女
この子供は小さい頃、指を火傷してそのまま放置していた子供です。多分、途上国ではこの手のタイプの火傷が多いのだと思います。
比較的短期の放置は手術によってある程度回復することが可能ですが、長期の放置は回復は困難になります。
ここでは麻酔の関係で、一度にすべての指を治療できません。この子供はまず半分の指の手術後を行いました。そのときの写真です。e0046467_23153350.jpg
by japanheart | 2005-09-19 23:17 | 子どものこと | Comments(0)

検査器具ーその1

超音波装置
私の働いているワッチェ慈善病院の検査器具は日本のそれと比べると約20年の差があります。この写真の超音波ははるか昔、日本で使われていたものと同じくらいの性能です。ないよりましと、思い使っていますが、この装置の良し悪しは命を左右するので、日本から500万円くらいの小型の超音波装置を買って持って行きました。
外の町の病院で超音波検査すると、農家の人の1週間分くらいの収入がかかるのです。
私たちは、次の様に考えて無料でこの検査を提供しています。
「普通の診察で判らず、超音波検査をしなければならないのは、医師の技量不足である。」
このように病院側にも説明し、無料にしてもらっています。e0046467_22454331.jpg
昔の日本のような超音波装置
by japanheart | 2005-09-18 22:49 | 活動記録 | Comments(0)

子供たちーその3

子供らしさ
今日は「らしさ」について少しお話したいと思います。
ミャンマーの子供たちに接すると、多くの人はその笑顔に魅了されたといいます。キラキラした瞳が、、、と。
この多くの日本人を魅了してやまないのは子供たちの一体どういう部分なのかをよく考えます。
私の結論は、子供たちの子供「らしさ」なのだということです。最近の日本の子供はこの「らしさ」を失っているのではないかと思うのです。
なんにでも興味を持つ子供「らしさ」、とても元気な子供「らしさ」、とてもエネルギーを感じるような子供「らしさ」、あまりに完成されていない言葉や仕草を持っているという子供「らしさ」、、、そのような子供「らしさ」が日本の子供たちから奪われ、同時に子供の持つ魅力が、失われていっているのではないでしょうか。すなわち子供「らしさ」こそ、その笑顔の魅力の正体ではないのかと思うのです。e0046467_23253077.jpg
by japanheart | 2005-09-16 23:29 | 子どものこと | Comments(0)

子供たちーその2

ミャンマーの子供たち
今時の日本の子供は概して甘やかされて育てられていると考えている方たちも多いと思いますが、ミャンマーやアジアの国々の子供はどうなのでしょうか?
シンガポールや他の東南アジアでも大都市などの子供が少ない国や地域では、教育熱心ですが、甘やかされがちです。ミャンマーでもヤンゴン、マンダレーなどは親が近くの学校まで、車で送り迎えは当たり前で、家政婦たちが殆どすべてをやってくれます。これはどこの国もアジアではさして変わりはないのでしょう。では地方はどうか?実は大都市でもその国の一般的なレベルの家族や地方では親権が強く、結構子供にいうことを強制的に効かせています。
 ある団体が20歳台後半の女性を雇ったとき、その母親が「首都を離れて、地方へはたとえ1月でも勤務させない」といったときにその女性は、やっぱりその母親に逆らわないのです。結構いい条件の仕事でもやめてしまうのです。そのような例にはいとまがなく、子供は親に対しては殆ど逆らいません。
 また、ある地方で、母親が2歳くらいのいうことを聞かない子供をバチバチに叩いているのを見たこともありますし、ここそこで母親が、よく子供を殴りつけています。でも、この国は世代交代がうまくいっているんですね。日本はあまりうまくいかない。単なる暴力と教育は表面的には同じ現象でも、その効果はまったく違うものになるんですね。
by japanheart | 2005-09-13 15:29 | 子どものこと | Comments(0)

子供たち

ミャンマーの子供たち
今日もミャンマーの子供たちにつぃてお話します。
私が子供のころ、よくテレビで欧米の子供たちが出てきて、大人顔負けのませたことを言っていたのを思い出すのですが、当時日本の子供たちは私が今いるミャンマーの子供のようにいわゆる子供らしかったと思います。
現在、日本の子供たちはかつての欧米の子供たちのようになってしまったというのが私の印象です。どちらがいいというのではなく、子供らしいというのは、文化のある側面なんだということがわかりました。人にはその時期、時期にそれぞれなすべき役割、学ぶべき事柄があると思うのですが、いわゆる段階を踏みつつ人は生きていると子供時代は今のミャンマーのようになるのだと思います。かつての日本の子供がそうであったように。ですから、どこかその段階を踏まず飛び越え跨いでいくと今の日本や欧米の子供のようになるのだと思います。
子供が愛くるしさを、かわいらしさを失えば失うほど、度を越した虐待などの問題も多くなるというのが私の意見です。虐待は親個人の資質という各論的問題と同時に文化的問題のような気がします。
この「、、、らしさ」はとても大切だと思います。
by japanheart | 2005-09-12 10:53 | 子どものこと | Comments(0)

退院

退院するとき
多くの子供達が、毎日来ては治療を終わって帰っていきます。
帰るときに、大抵看護婦さん達が見送ってくれます。
私は時に、会えるときはあるのですが。
この写真はある火傷の少女が帰るときのものです。ミャンマーの子供は昔の日本の子供のように、本当にシャイで笑顔はとてもチャーミングです。
やっぱり子供は子供らしいのが良いなと思います。
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by japanheart | 2005-09-10 22:40 | 子どものこと | Comments(0)