「ほっ」と。キャンペーン

ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28

<   2005年 08月 ( 15 )   > この月の画像一覧

仏教遺跡1

ミングーンの仏教遺跡
ミャンマーは仏教の国で、多くの仏教遺跡があります。今回は先日行ってきました、このワッチェ村から車で30分のところにある巨大な仏教遺跡、ミングーンの遺跡をご紹介します。
この遺跡は、かつて王様が世界一の巨大仏教遺跡を造らせようと試みましたが、途中で地震と王様の死によって中断したものです。
これは完成予定の5分の1だそうです。高さは30メートル位あります。遺跡には登れますので、怖さを押さえつつ登ってみると、目の前にはイラワジ川が広がり、その向こうにマンダレー、サガインなどの町や遠くシャン州の山々も見えます。
e0046467_2113938.jpg

by japanheart | 2005-08-31 12:02 | 仏教遺跡 | Comments(0)

医師

高橋先生
今ここには、日本からもう一人、発展途上国の医療を目指したお医者さんが来ています。28歳の高橋先生です。朝から晩遅くまで毎日、看護婦さんとともに働き続けています。
とても、辛そうな時もありますが、毎日充実しているそうです。患者にもとてもやさしい人です。
人間というのは、辛くなってくると本性が出ます。それを私もこの国で多くの日本人や現地人と接してきた経験から分かります。何自由なく生活出来ている普段は、理性的に振舞えて、まっとうなことを行っている人も、状況が少し過酷になるだけで、あっという間に我が出てきて周りともめはじめてしまいます。人間とはかくも弱きものかと何度も思い知らされました。しかし、この能力は鍛えれば鍛えるほど、伸びてゆくというのも私の発見です。
たとえば、普段日本で働いて、いる人よりも過酷な山登りを経験している人のほうが、はるかに人間としての能力が高くなるのは私には容易に理解できます。
日々、ここで生活する中で、高橋先生も今、この人間としての底力を伸ばしているのです。それがまた、将来の彼自身の大きなジャンプに繋がるのだと信じています。e0046467_12272918.jpg
by japanheart | 2005-08-29 12:28 | スタッフと想い | Comments(2)

日本からのお客さん

女の大学生たち
いま、二人の女子大学生がボランティアにここに来ています。
ここには常に大学生や社会人、時には高校生の方が来られてボランティアをしに来ています。
それぞれにそれぞれの思いを胸に来られ、短期間ではありますが我々の一員として活動をしていかれます。
そんな組織が日本にも沢山あればいいなと思います。
参加するために参加費などのお金を結構、取ったり、スタディツアーをお金儲けの一つの手段としたり。私は反対です。
あくまでも赤字の出ない範囲で、若い人たちにチャンスを、大きな目を開くチャンスを与えるべきだと思います。e0046467_2042182.jpg
by japanheart | 2005-08-28 20:04 | 活動記録 | Comments(0)

私達のいる場所は、

ワッチェ慈善病院にて
私達のいる場所は、ビルマ最後の王都マンダレーから車で一時間、サガインのはずれ、そしてイラワジ川のほとりにあります。ある僧侶が、20年前に貧しい人々や僧侶の為に建てたワッチェ慈善病院です。
ここに、居を構え多くの人々を向かえ、治療当たっています。
ここは、今から40年ほど前の日本のような光景がいたるところに残っています。決して豊かではありませんが、人々は皆幸せそうに暮らしています。e0046467_1925462.jpg
by japanheart | 2005-08-27 19:26 | 活動記録 | Comments(0)

日本の看護婦さん

e0046467_1312129.jpg
やさしい日本の看護婦さん
今日は、私とともに働いている日本の看護婦さんたちのお話。私と働いている日本の看護婦さんは、今年は4人います。勿論皆無給でやっています。いわゆるボランティアっていうやつです。日本の看護婦さんたちは皆こちらでは、人気があります。それはなんていったて、皆断トツにやさしいこと、丁寧な事。片言のビルマ語で患者さんたちとも話をしながら、毎日朝から晩まで働いています。
この写真は、看護婦さんが消毒に回っている様子です。日本と違い、ここでは看護婦さんに消毒をある程度任せています。現地の看護婦と同じような技術力をつけるためです。発展途上国の看護婦さんたちは、知識は劣りますが、技術は結構凄いんです。なんでもしないといけませんから。必要は発明の母というやつです。また、日本の看護婦さんたちは、これからも折につけ、国際的に活躍していくでしょうから、そのためにここで色々な経験も同時にしてるのです。
e0046467_12384519.jpg

by japanheart | 2005-08-26 12:40 | 活動記録 | Comments(0)

可愛い姉妹

可愛い姉妹
今日は可愛い姉妹のお話。
このような発展途上国で医療をするようになって、子供の火傷の多さには驚かされます。
今回の火傷の女の子も遠く、母親と妹とともに何十時間もかけてここまで治療を求めてやってきました。
写真の座っている女の子がお姉さん、寝ているのが妹です。今一回目の手術を終わりましたが、後数回手術をしなくてはいけません。
この二人、いつも仲良く遊んでいます。
子供というのはどこへ行っても、何かしらやって遊んでいるし、年齢は違っても子供同士で、なんかしら仲良くなっていますね。
子供を見ていると、大人というのは、成長していく過程で、不必要なものを沢山つけていっているのだなと考えさせられます。
e0046467_2003758.jpg

by japanheart | 2005-08-25 20:01 | 子どものこと | Comments(1)

スタディーツアー

佐賀からのスタディツアー
毎年、佐賀では発展(開発)途上国に県主催のスタディーツアーをしているそうです。今年はミャンマーがその対象になりました。十数名の方達が来られました。ここで、タオルやガーゼなどの医療補助品が必要と聞かれ、驚くほど沢山の量をいただきました。
 今日昼一緒にお食事をさせて頂きました。私の隣に座られた女性の僧侶の方とお話しました。
大変、気持ちのいいかたでした。こんな言い方をすると少し変な感じがしますが、最近、なぜかその人がどのような人間的な中心を持っているのかを感じることがすこしづつ出来るようになって来ました。自分の存在意義にとても悩んでおられましたが、とてもイメージのいい中心軸を持っておられる方だなと思いました。その他、多くの方々もそれぞれに感じのいいかたで、唐津の役場に勤めらておられる人も老後はボランティアをして過ごしたいといわれていました。面白い事に色々な年齢の方々がいて、面白い感じでした。
私は途上国の子供を相手にし、少しでも役立つ様にきる事が私の国際協力ですが、それぞれの人にそれぞれの形の国際協力が存在し、自分の個性を生かした事をすればいいのだと日頃思っていますが、この方達がこの後どのような形でボランティアに向かわれるのかを楽しみにしています。また、いつか今どうしていますか?と聞いて見たいと思います。
あと、佐賀県の2人職員の方々、ホント大変ですね。準備からずっと。でもほんとにいいスタディツアーになっていると思いました。また、個人的にも来られてください。
by japanheart | 2005-08-24 19:19 | 活動記録 | Comments(2)

評価のない世界

10年かかったんです。e0046467_13474946.jpg
先日、むかし家屋の一角を改造して手術を始めた話をしましたが、今は写真のようなところで手術を行っているんです。充分な設備があるわけではないですし、日常的に停電などひどい状態にありますが、これまで改良してくるのに、これでも10年かかったんですね。どこかから大きなお金をもらいやるのは何てことない事ですが、人のお金ばかりを当てにしてやると、とにかく無駄を多く出してしまいます。必要なときに必要なものを少しづつ増やしていくというのが、ものの考え方の基本だし、人のお金を預かった人間のやるべき姿勢だと思っているんです。どんぶり勘定で、頭の中だけの構想だけで造ってみて、本当に無駄になったものを私は多くこの国際協力の世界で見てきています。それは別に官に限った事ではなく、民でも同様です。意外と思われるかもしれませんが、何せこの世界は評価の殆どない、馴れ合い関係の世界なんです。評価のない世界では、自己改善が、人間同様、難しいのです。
by japanheart | 2005-08-23 14:35 | 基本 | Comments(0)

胸に腫瘍の中学生

胸に腫瘍が出来て2年
この子は胸に腫瘍が出来て2年以上経ったそうです。そのまま見ていたそうですが、どんどん腫瘍は成長しました。どうして早めに医者に行かないのか?はっきりした理由は分かりません。
お金の問題なのか。知識の問題なのか。ゆったりとした国民性ゆえなのか。
検査の結果、悪性腫瘍ではなく、良性腫瘍でした。
e0046467_14262384.jpg
今回無事、腫瘍を全部取って今入院中です。
来週には退院する予定です。
by japanheart | 2005-08-22 16:10 | 病と人間 | Comments(0)

口唇裂という病気

口唇裂という病気―その3
     口唇裂という病気ーその2の女の子の術後7日目
e0046467_2148921.jpg

e0046467_2151619.jpg
(写真は口唇裂の手術抜糸直後の子供たちです)
今日は口唇裂の3回目ですが、この手術を含め、私がなぜこの国で手術を行うようになったかをお話します。今から10年前、初めてこの国に来た頃、私は手術は行っていませんでした。それはとても手術を行えるような環境が少なくとも私には与えられていなかったからです。私に与えられていたものは現地の家屋と数人のスタッフのみでした。私以外に医療の専門家もいませんでした。西洋医学を学んできた私には少なくとも薄汚れた家屋の一角で手術をすることなど到底、思うべくもないことでした。しかし、次から次へと見るからに悲しみを誘わずには居れないような人々が手術という治療を求めて、私の前に毎日のように現れました。しかし、私にはその現実を受け入れる覚悟もなく、日本の医学の常識に固執していました。日々患者は治療を求めて押し寄せます。ある時私はスタッフ達にこう聞きました。「ここに手術を求めやって来る患者達を今のように私が手術をしないで帰していても、彼らは10年後、いや20、30年後でもいい、手術を何処かで受けることが出来るだろうか?」と。スタッフ達の答えは決まっていました。「多分生涯、治療を受けれる可能性が低いと思います。ここで受けるチャンスを逃せば。」というものでした。私は現実から逃げていただけなんだということは、自分がよく知っていました。この場に及んで私は遂に日本の常識、日本の医療の範疇を捨て去る決心をし、止むに止まれず手術を始め今日に至ります。この気持ちは現在も変わりません。私の変わりに誰かもっと良い医師や看護師がここに来て彼らを見てやってくれよと思っているのです。今もそしてこれからも私は、止むに止まれずここでこうしています。
by japanheart | 2005-08-21 17:45 | 病と人間 | Comments(2)