今日の話
2008年 10月 01日
この国には悲しい現実がある。
私の団体の現地人スタッフと今日話をしていた。
彼女はいま、孤児たちを個人のお金で支援している。
国境の貧しい女の子たちは、タイにお金で買われ行く。
一人10000バーツ(300ドル)ほどだそうだ。
幼くして売られ、エイズになって捨てられる。
スタッフが会ったのは17歳と15歳の少女が幼い頃、タイに売られ、やがてエイズになり、ミャンマー側の端のふもとに捨てられいたそうだ。
このようなことがないようにと、微力ながら、実力も省みず、新たに挑戦することにした。
このような売られてゆきそうな幼い少女たちを、学校に通うわせる。
長年引き取り、できる限り、看護師をはじめとして、収入の糧となる職をつけるために、学校に通わせてゆく。
家族にも支援を続けなければならないだろう。
そうしなければ、また次の子どもが売られてゆく。
数十年前の日本の姿がそこにある。
この活動を通じて、数十年前の日本も癒してゆきたい。