さまざまな思い
2008年 07月 03日
最近今までになく、制約が増えてきた。
何かが私たちの気づかないところで起こっていると思っていた。
どこにもなくて私たちにあるのはおそらく情報力で、その網にさまざまなことが引っかかっていた。
その理由をようやくつかんだ。
ある組織が、こちらの政府批判をした映像を流したのが理由だと思う。
私には分からないのだが、何が何でも批判をしなければならないというのは、常軌を逸している。
朝から夜まであの高温多湿の中を黙々と働く軍人たち姿を、何度も見てきた。
問題はいろいろあることは私にも分かっている。
しかし批判を繰り返せば、間違いなく今回の被災者には不幸な結果を生み出す。
批判することよりも、その人たちを助ける、その人たちのために何かするほうが、建設的だと思う。今はそういう時期だ。少なくとも批判は私たちが今することではない。それをする人たちは別にいる。
私たちがしているのは今回の被災者救援だけでなく、同じ国の別の場所で、今も普通に貧しく黙々と生きている人たちを救う作業もあるのだ。
批判はそれも失うことになる。
今回のみの参加している人々もあるが、私にとっては迷惑なことも多い。
この国の対応や考え方を知らないでやっていると、大きな問題を引き起こす。
今日、市内へ行ってみたらある中東で一番有名な航空会社のオフィスが閉鎖されていた。
ある現地人がこういうのだ。「何か怒らしてしまって、出て行かなくてはならなくなりました」
築くのは時間もかかるし、本当に大変だ。
しかし、失うのは一瞬だ。
他人事ではないと本気で思っている。