取り残される村
2008年 05月 22日
実際に支援活動をしてみると、様々なことがわかってくる。
大きな幹線道路の近くは、早く物資や支援が届く。
道が貧弱な地域は、ほとんど届かない。
大きな災害になれば船でしかいけないような地位な島は、最後まで取り残される。
そこでは食料を仕入れるすべもない。
現地スタッフが発見したある村の報告をのしてみたい。
「今日はカ◎という村に物資を配給してきました。3回目の配給です。
ここはポンジー(僧侶)もしっかりしており、もともと大きな町の近くにあり、企業や政府の配給も受けており、そこまでの困っている感はありませんでしたが、カ◎の手前に政府からも村の存在に気づいてもらえていない村を発見しました。そのため、政府やそのほかからの配給が一切届いていません。僧院や学校も村にありません。セアマ(看護師)ももちろんいません。もともと車がやっと通れるほどの道に竹が倒れており、徒歩とバイクで物資を運びました。 」
誰にも気づいてもらえないようなこのような人たちに何かできることがまた私たちの喜びでもある。