静かな復旧
2008年 05月 18日
静かに被災地が復旧してきている。
少し前までは1000以上の規模で被災していた人々が、少しずつ自分の村へ帰り、家屋を組み立て始めている。
ある村は人口が4分の一程度になるほどの死人や行方不明者を出している。
ほぼ全滅した村もあるという話もある。
しかしながらそれでも子供たちは明るい。
今日は彼らにも衣服を配ったが、悲惨さは彼らにはない。
今回は風でやられたダメージはそう致命的ではなかった。
やはり致命傷を与えたのは、暴雨や高波という水だった。
被災がひどい地域は根こそぎ飲み込まれた後という感じがする。
この季節、それでも雨は毎日降り、汚染された大地を洗い流している。
未だに感染の大きな発生がないのはそのためかもしれない。