今年の医療体制
2007年 09月 07日
8月24日~9月1日まで手術のミッションを行った。
昨年度は月、2週間の手術期間を決め、100件程度の手術を行ってきた。今年は私がメインで主動するというよりは、若い医師たちと看護師たちにそれを行ってもらっている。
そのため手術は70件程度の縮小し、内科を中心にしたものにシフトを試みている。
昨年度までは私がメインで指導をしてきたのだが、今年は少し離れた場所からそれを見ている。 今年の研修者が能力が少ないというわけでないが、限界まで自分の能力を引っ張り出す準備が出来ていないと感じている。疲れてくると意識で、言葉で自らを弱らせてゆく。
「もうできない」「しんどい」限界だ」、、、、、、、。
私の経験では、限界を迎えた人間は言葉を失う。意識が迷走する。
その時自分を大地に立たせるものは、その任務を敢行したいという、わずかな意思の力だ。
必要以上に、言葉や行動で自分を守ってはいけない。