ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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僻地医療について

僻地医療について
 先日九州へ行ってきた。九州には離島をはじめとする僻地があり、十分な医療を享受できない人たちも多い。

 私がまだ学生の頃、20年ほど前の話。
私の友人と大分の別府行きの汽車にたまたま乗り合わせたおばあさんがいた。
このおばあさんは長崎の五島列島の方で、どうも島には医者がいないらしかった。
島の人たちは、島で一番優秀な学生にお金を出しよって、東京の私立の医学部に行かせているという話だった。しかし、島出身の学生は、卒業しても都会に住み着き、なかなか島へは帰ってきてくれないということだった。

 その話が私の中に20年眠っていた。

今私の元には多くの医療従事者が集まりつつある。
彼らと共に、このような僻地医療もサポートして行きたい。
今回はそのための長崎訪問だった。
今日本の地方自治体や病院は、全く医療による赤字や人手不足のために苦しんでいる。
僻地の病院には多くのお金を出して、医療従事者を呼び寄せる余裕がない。
だからこそ私たちが役に立つ。


 私の元で、精神・技術ともに成長した多くの医療従事者と共に、海外のみならず国内の僻地へも何がしかのサポートをしていくことを考えている。

海外も日本の僻地もともに大切な場所である。

 特別なお金を上乗せされなくても、喜んで働いてくれる人たちが私の元にはいる。

来年からは私たちの社会的使命はさらに大きくしてゆく。
 
Commented by 島田啓志 at 2007-08-24 19:16 x
昨冬、ミャンマーでお世話になりました。現在、札幌医科大学6年の島田啓志と申します。日本の僻地医療は崩壊一直線です。そもそも、志なくたた組織に縛られ地域で働かされていたが、その組織が潰れただけだと思いますが
ミャンマーでの医療は労働環境もやっている診療内容も日本の僻地と大差がないように思います。しかし、僻地から医者は離れる現状を尻目に、国際医療を志す人は多く、少なくともジャパンハートには集まってきている。
もし、日本の医療が崩壊しつつあるのにも関わらず、海外に良質な人材が流失し続けるならば、自分は、恥かしいことだと考えています。
 もし、上のようなことが実現するとすれば、本当に素晴らしいことで、
ひょっとしたら革命的です。
 しかし、なぜ吉岡先生のもとには人が集まるんでしょうか?

吉岡先生に共鳴している人が多々いて、
実際に、ジャパンハートがなくても
意志で動けるのだとしたら将来は明るいと思います。
でも実際問題いないから僻地医療は崩壊しつつある。
若輩物がいうことではありませんが、
これからの日本のために吉岡先生、がんばってください。
長くなりました、それでは、失礼致します。
Commented by CHIKO at 2007-08-24 21:22 x
僻地での仕事は決して派手ではありません。だからそこに居つく人がなかなかいないのでしょうか?吉岡先生たちが国内での活動も開始されるというのはとてもうれしいことでもありますが、なんとなく複雑な感じです。
そんなにこの国はお金がなく、国としてやれることがないのだろうかと。
国としてやろうとするから、なかなか動き出さないのであって、やはり個人が動かないとダメなのだろうか。給料を補償してもなお働く人が集まらないというのは、何がいけないのだろうか。ボランティアで働かなければならない人がいていいのだろうか?と思います。僻地だけでなく、ドヤ街や福祉の分野でも同様のことが言えると思います。本当に必要なところは貧しいですよね。日本・・と思うから複雑な気持ちになるのかなあ。

先生たちの活動で刺激を受ける人たちがたくさん現れて、よい方向へ向かっていって欲しいと思います。

by japanheart | 2007-08-20 23:48 | 活動記録 | Comments(2)