ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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どうする?

どうする?
明日ここを離れる。日本での用件が詰まっている。

 先日睾丸の手術をした人が39度を超える発熱が連日続いていた。
超音波をして、どうやら感染が起こっていると突き止めはしたが、抗生剤で熱が下がらない。時間がない。このまま抗生剤を継続し、看護師たちに任せてここを離れるのか、何かアクションを起こすのか。
もしもの時のリスクは、、、、??
かつて苦い経験の記憶が蘇る。

時間がない。今日緊急で手術を敢行した。
大きく腫れあがり、厚くなった陰のうを開く。
睾丸は大丈夫か?中で何が起こっているのか?
指を中に深く入れ、空間を押し広げながら、中の状況を探る。

中から悪臭のある薄赤色の液体が流れ出す。
やはり感染だった。しかも、かなりの感染臭、そしてその液体の貯留。
もしこのまま抗生剤だけで対応していたら、あと数週間は気が抜けなかったろう。
患者も辛かったに違いない。

時間と格闘し、決断する。
この瞬間に私の人生の全てが発露される。
by japanheart | 2007-06-08 22:44 | 活動記録 | Comments(0)