ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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葛藤

葛藤

人は誰でも、いつもの激しい日常の後半、必ず体が疲れてくると、様々な面で自我が強く表に出てくる。
人には厳しくなり、自分には一切の客観的視点を向けず。

おそらく私も例外ではなく、どうしても患者達に向かう心や意識が薄くなっている。
目が行き届かなくなり、ミスを犯す。
目の届く範囲に患者の数を絞り込み、やっていくことも出来るが、どうしても向こうのペースに巻き込まれ、気が付いたときにはいつも病院は溢れ返り、手術は予定数をはるかに超えて身動きが取れなくなっている。

どこで線を引くかという問題があるが、理屈と感情に上手く線引きが出来ないでいる。

今日夜、帰宅路の坂道を上がりながら、患者にもっと親切にしなければと、ふと反省した。

一方、ここにはとても悲しい命の灯火の患者達も来るが、いつも人の苦しみは他人には背負えないのだとかんじている。
Commented by shoko at 2007-03-04 07:11 x
先生のブログ、いつも読ませていただいております。
ありがとうございます。

>人は誰でも、いつもの激しい日常の後半、必ず体が疲れてくると、
>様々な面で自我が強く表に出てくる。
>人には厳しくなり、自分には一切の客観的視点を向けず。

先生に比べれば、平穏な日々を送っているはずなのに、
自我が強く出て来ることがしばしばあります。

弱い自分です。

一瞬、一瞬の思いを正し、
一つ一つの実践を積み重ね、
自分を鍛えていくしかないです。





Commented at 2007-03-04 23:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by japanheart | 2007-03-04 01:28 | いのちの重み | Comments(2)