静かに
2006年 11月 23日
今サガインでは看護師2人が残り、術後の患者の管理をし、良くなった人たちを送り出しています。
現在、一月100件を超える手術とそれ以外の患者を併せた月にして数百人が入院加療する。一旦治療を中止して、私が日本へ帰国をしている。約3週間後の今ほとんどの患者が退院している。
ここでは患者たちのほとんどの対応を看護師が行っている。
そういう形の医療を私は目指している。
治療のみが完全に医師の役割と限定し、それ以外は医師も看護師もなく共有している。
途上国での医療はこういう形の役割分担が良いと今は思っている。
わずかな患者のために、自分を、自分の時間を使ってみるという形の医療も、またひとつの国際医療の形だと思う。