ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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上手くいくことばかりじゃない

上手くいくことばかりじゃない
国際医療ボランティアジャパンハートとしての活動をする中で、患者を治療したり、手術をしたり。
どの人もよくなって帰って行ってほしい、と患者やその家族と接するたびに思うのが医療従事者の性のような気がします。
この15歳の少年は巨大な膀胱結石を手術し、そのあとおしっこの管が尿の沈殿物で閉鎖し膀胱の縫合が離開し、尿が漏れてしまいました。そのため再手術を施しましたが、再び離開。それを重ねること5回目、現在また手術後の経過を見ています。
私自身も何度も多くの膀胱の手術をしてきましたが、このようなことは経験したこともなく、なぜそうなってしまうのか理由を見つけ出せずにいます。
確かにこの少年の膀胱は普通の膀胱と少し違い厚く小さめで、粘膜も筋肉から擦り剥けるように最初の手術のときから剥がれてしまうような感じでした。
その後は手術の時には却って厚い筋肉の層にひっつき、少しも伸びないような感じでした。それは今まで私が手術してきたそれとは明らかに感じの違うものであるという感じは後から考えるとします。とはいうもののかつてはもっと厚く小さな膀胱を手術してきたこともあり、なかなかうなずけることは出来にくい状況です。
今は祈るような気持ちで手術の結果を見守っています。
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by japanheart | 2006-02-14 00:31 | 活動記録 | Comments(0)