日本政府を嘆く
政府は国民以上にはならない。それは、国民から選挙で国会議員が選ばれているいる以上は当たり前すぎ話し。
どうして、人間は上に立ったと思った瞬間から、このようになってしまうのだろう?
あるいは相手が、政府の役人だと思った時から、日本人たちはそんなにへりくだるのだろう??
今、国際協力の分野での日本政府のやり方はパターン化されていて、まず比較的簡単な草の根の支援を政府の予算の一部を使って行う。
次に、JICAなる組織を使ってどんどん援助を落としこめて行く。
それで結構いい線いけていると考えているのが彼らである。
しかし考えてほしい。
世界は広い。
そんなものでカバーできるわけがない。
見る人が見たら、穴ぼこだらけで、笑っちゃう!
この大きな穴を誰が埋めるのかといえば、民間に頼るしかない。
民間の人々が動き、政府のやっている間隙を埋めていくしかない。
問題は、その民間も政府も、もうその内容や価値を判断できる人間がその場にいないことが問題なのだ。
しかも、この上から目線とお金ほしさの下からのへりくだり。
政府の援助をもらうと、よく言われることがある。
きめ台詞はこれだ!「国民の税金なんで。」
僕はその国民の一人なんだけどと思ってしまう。
自分のお金を自分で大切に使えない人間はバカである。
たとえば、私の専門分野。
アジアの人命にとって最も重要なポイントは何か?
そりゃ、子どもの命でしょ、となるが、カンボジア、ラオスの子ども病院は韓国が全部先に手を入れてすでに日本は蚊帳の外。
ミャンマーの心臓病の子どもは100人に1人いて、手術をしなければ大方近い将来に死ぬ。
しかし、子どもの心臓外科医は一人もいない。
これってどう???
100人に一人の子どもの命ってすごくない?
これって日本がすればすごくない?価値があることない?
未来永劫、100人分の1人が助かっていくってすごくない?
でもそのことを発見できた人間は僕だけなんだ、、、、。
でもそこはぐっと我慢して、外務省に行ったのだ。
そこで外務省の人間から言われた台詞を国民のみんなが聞くとびっくりするぜ。国民の代表としていったのにね。
アジアの富裕層相手の病院経営のためにしこたま企業を支援して支援金のお金を出すのはいいけど、せめてその一部でもアジアの貧困層の子どものために使う。本当に、本当にだよ、効果があるこんなことに国民の税金の一部をつかってもいいじゃない?
どっちに税金を使ってほしいのか?
聞いてみるといい。ドナーの国民にだよ。
僕はきっと国民の常識を信じるね。
アジアの子ども病院だって、日本がやればいいだよ。
民間を信用しないから、そこにきづかなかったんだよな。
わずか600万人の人口のラオスにJICAが派遣している人間の数と予算を聞いたら国民はほんとにそれがバランスがとれたことだと思うかな??
僕に任せてくれたら、アジアでほんとに必要な医療支援は軒並み日本が主要な役割を果たせるようにする自信があるけどね。
僕は民間の人間だからな、、。政府はまた適当にやるだろうね。
今からインドネシアに行ってきます。
インドネシア政府と正式に調印するんだ。
災害の国際緊急救援の枠組みをアジア全域に張るその始まりよ。
インドネシア政府はそれの価値を分かってるんだね。
日本政府はね、だめ!!JICA,JICA,JICA.......
やがていいポジションを子ども病院のようにほかの国に持っていかれる。
でも安心してくれ!日本国民の若者たちよ。
僕が君たちがそれを実現できる枠組みを身を挺して残しておくから。
日本人はすごい!本当の友達だ!!
日本人はありがたい!って
必ず、君たちに言ってもらえるようなそんな仕事ができる枠組みを残すから。
日本政府はぼくらのことをなめてるのかね??