特定非営利活動法人ジャパンハート ファウンダー・最高顧問。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


by japanheart
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ジャパンハート 10年ーその1

ジャパンハート 10年 その1

ジャパンハートを設立してもうすぐ10年になる。
企業は10年で、90%は倒産か廃業するという。
ありがたいことに、何とか10年はやってこれた。

私は大分の田舎の国立大学の医学部を出た。
浪人してから、医学部を目指し、文系から理系に転向した。
頭がもっとよかったらもっと都会の医学部に入っていただろうが、なんせ医者になることが目標で、どこの医学部でもよいという目標を立てたために、大分に落ち着いた。
もし、私が東大の医学部だったらと思うこともよくある。
驚くことに、古い帝大を出た人間ほど、ボランティアの世界でもその後の政財界をはじめとするサポートが多いのだ。
大分は最高に素敵でいい場所だったが、大分の医学部を出てもサポートはほとんどない。
だから大学のつてなど当てにせず、自分でがんばるしかない。
こんなことも結果的によかったのだと後できっと思いたい。

2013年度は海外医療に参加した医師・看護師の数が年間のべ400名を突破する。
これは奇跡としか言いようがない。
わずか3億円程度の規模の組織で、年間400名に及ぶ医療者を海外に派遣している組織などないと思う。
国内の僻地・離島や東北への医療者を合わせると500名近くになると思う。
そして、この数はさらに増え続けると確信している。
英語が話せないと、国際医療ができないと勘違いしている人がいるが、それは誤りだと指摘しておきたい。
どこで誰にどう織り込まれたか知らないが、勘違いしている。
欧米人は、自国の言語で医療活動している。
日本人だってそれでいい場合もある。
そういう場を作れなかったことが、問題だったのだ。

世の中の流れを読む。
そんなことなどできないという人間がいるが、それはあなたができないだけで、私はできると信じている。

これからのキーワードは”点と線”

ジャパンハートも”点と線”で展開する。

では、今までのあり方は何だったのか?
私の意見では、それは”面”戦略だったと思う。

ミャンマーのジャパンハート活動拠点を、アジアに散らばるジャパンハートの活動拠点を、点としそこを線でつなぎ、人がその上を移動し医療を展開する。
 決してその地域に特化し深く広く医療も保健も教育も開発もという”面”での戦略は行わない。
 専門特化された分野のみに集中し、そこを特殊部隊のような専門家が移動する。
 
 皆さんも分かると思う。
 時代がすでに、”点と線”の時代の流れの中にあるからだ。




by japanheart | 2014-01-12 12:24 | 基本 | Comments(0)