新年に思う
2013年 01月 07日
日本では、再び政権が変わり、恒例の内閣も順調に1年周期で入れ替わった。
私の予想では、今回の政権は円安とTPPでトラブらない限り長期政権になると思う。
少なくともいままでよりは。
憲法改正と防衛問題では政権はつぶれないっていう意味だけど。
話はそれたが、2014年でジャパンハートをつくって10年目を迎える。十年の節目にというのが本来のあり方かもしれないが、私は時間を早巻きにしたい性質なので、9年目の今年に原点帰りをしようと決心した。
原点とは何かというと、ジャパンハートのオリジンを確かめるということだけど、それは一言でいうと、
貧しく医療が受けれないような人たちのために、医療行うという事だと思う。
8年間ジャパンハートをやってきて、すっかり様々なことに手を出し、色々とやることも増え、医療・教育・社会福祉やその他ということになったけれども、ここで一発、原点帰りをしたい。
すなわち、私は医者であって、ジャパンハートというのは医療の組織ということを再確認するというとしにしたい。
それは、医療というものに力を入れることであり、医師や看護師を派遣するということであり、患者たちに医療を届けるということである。
それを様々なレベルで戦略的に展開していきたいと思っている。
戦前、あるいは戦後、世界のフォードを前に、トヨタやホンダの経営者たちは何を思い、何を考えていたのだろうか?
松下幸之助はどんな思いで、世界に支店を出していったのだろうか?
日本人たちが日本製のものには振り向かず、舶来ものといってヨーロッパのものばかりを買うことを誇りとしていたとき、日本の技術者や経営者たちはどんな思いで前に進んでいったのだろうか?
かつて、メイド・イン・ジャパンはその匠の技術によって生み出されたプロダクトを指していた。
しかし、何十年か後に、メイド・イン・ジャパンといえば、その文化や精神性によって生み出された仕組みや哲学の高いクオリティーを指す代名詞にしてみたい。
その先駆けたる組織であり、人であるものになりたい。