体験・見学者ー募集中
2012年 07月 26日
5歳と7歳の息子たちが1週間、活動地で過ごした。まあ、ほとんど遊んではいたが、掃除をしたり、少しお手伝いをしたりしていた。
帰りの車の中で、どんな子供たちがいたのかと聞くと、背中の腫れた子、ネズミみたいな口をした子(注:口唇裂のこと)、血をはいていた人などのことを話してくれた。
手術に忙しくしている父親の姿も見て、何を感じたことだろう。
毎年1回は参加させていくつもりにしている。
現地にエアコン付き個室が一部屋アリ、そこを今後は親子のボランティアに開放していくつもりにしている。
近い将来、ジャパンハートHPにて発表するのでお楽しみに。
ミャンマーが解放されたこともあって今夏から積極的に、部外者を受け入れている。
ドリームトレインも,政府から許可を取り付けたので,訪問がようやく可能になった。
今後、形式張ったどこかのNGOと違い積極的にボランティアの機会を日本人たちに提供したい。
今はそういう時代だ。
そう、時代なのだ。
アジアの若者たちが、世界中の若者たちが当たり前に、ミャンマーやカンボジア、ラオスやネパールに,あたかも近くにでも旅行するように,存在している。
昔のような危険もなければ、安全な水もある。食べ物もある。
ホテルもあれば、日本食だってどこにでもある。
アジアは既にそんな時代になっている。
危険危険といって、相変わらず怖がっている世代は,去勢された,あるいは洗脳状態から抜け出せない人たちだ。
医療だって、日本が一番進んでいるのだと思っている人たちは,もうその古い頭を処分した方がいい。
フィリピンだって、多くの医者はアメリカで医療を学び、帰って来た人たちだ。
インドだって,日本の脳外科より自分たちの方が進んでいるので、インド人は日本に治療など行かないという。
タイだってすごい病院がある。
あまりのすごさに日本人たちは驚く。
どの国も都市部はすっかり進んだ医療をしている。
そんな時代なのだ。
しかし、先進国の人間で私のような活動を短期ではなく、人生かけてやっている医師は出会ったことはない。
経営をしている医師には出会ったことはある。
そういう看護師は何人も知っている。
まあ、そこがせめてもの救い?わずかに文明力で勝っている。
先日ある人が,事務所を訪れ支援を約束し、私に言った。
「あなたみたいなキチガイでなければ、この役は務まりません。」
これで何度目だろうか?キチガイと言われたのは。
まあいい。
日本人たちに,ボランティアやチャリティーが特別なことではないという文化を創り出させるため、これからジャパンハートの海外を大きく解放する。
学生のインターンも積極的に受け入れつつ、多くの人たちを海外へ誘う。
わたしたちのこどもの世代は、もう日本のことだけを考えて生きていけない。
だから国内問題と同じように、国際問題について考えなければならなくなる。
政府が海外支援のために出すお金だけで何千億のお金が動いていることは知っているだろう。
海外なんて興味ないって言ったって、知らない間にあなたの納めている税金から何割かは抜き取られ海外に送金されている。興味を持った方がいい。
子どもから年寄りまで、みんな海外にどうぞ来てほしい。
そういう経験から意識が開かれ、様々な問題意識も目覚め日本のことももっと相対的に知れるようになる。
ジャパンハートのボランティア参加者が年間1000人を超える日はそんなに遠い将来ではない。