夢のつづき
2012年 03月 31日
先日、出版本でのインタビュ-の中で、最終的な目標は何か?という質問があった。
私の答えは「ない」だった。
いつも前に倒れて死にたいと思っている。
何をどこまでやれば満足いくのか?それははっきりしない。
子どもたちを1000000人救えば満足するのか?それとも数人でも良いのか?といわれれば別にどちらでも良いと思うからだ。
医療も人生も一期一会。
だから何かしら、その瞬間に、完結しているような気がする。
死後、誰かにほめられても別にどうでも良いだろう。
だから生きている間に、納得いく人生をと考える。
将来に、何かしら達成目標はあっても良いが、別にその途上でもOKと考える。
到達距離よりも、到達すべき方向性が大事なのだと。
何をなしたかということよりも、何をなそうとして動き出していたか?それが大事だと思う。
私はこの先どこへ行こうとしているのだろうか?
10代で見た、夢のつづきを、齢50近くになっても追いかけている。
人生にはゴールなど存在しない。
今という”永遠なる現在”が、果てしなく続いているの過ぎない。