小児診療所開設
2011年 10月 15日
私は人生の節目節目に、蛇を見る。
蛇を見るって、本物の蛇を。
巳年の私は、何となく、意味があると感じているが、確信はもちろんない。
最近の記憶は、南三陸の海岸で、津波の後、2匹の白蛇を見た。
不思議とよくあの津波をかいくぐって生きていたなと、感慨深かった。
そして、これから運命が変わると何となく感じた。
今、どんどん私を取り巻く状況が変わっている。
来年は、今より長く海外生活をすることになりそう。
そういえば、宮城県石巻市の例の場所に診療所を開設する許可が宮城県から正式に下りた。
いよいよ11月から診療を開始する。
子どもたちの診療に、全国のこころある小児科医たちの賛同を求めている。
三陸地方の小児医療現状に今年は何とか力を貸そうではないか。
県外のNPO法人で唯一、さらにいえば震災後に宮城県が診療所の許可を出したただひとつのNPOになった。
責任を感じている。
だから、がんばる。
あの震災の後に、みんなこころで思ったではないか。
もうこれ以上、ここの人たちに悲しい思いはさせないと。
だからやる。
先日、その場所を訪れたスタッフは、現地の人たちにこう言われたそうだ。
「また、やって来てくれるのか!ありがとう。」
がんばらないとね!!