安井 佑が往く
2011年 08月 14日
数年前、ジャパンハートの海外ボランティアに2年間ほど参加した安井 佑という医師がいる。
ミャンマーのサイクロン救援を仕切ってくれた男だ。
彼が、帰国後日本で働くなかで、出身大学の東京大学を中心に医療者を集め、GMJ(Good Medicine
Japan)という団体をつくり,いろいろな医療支援の形を模索してきた。
今回の震災では、彼のつくった団体GMJが気仙沼を中心に様々な支援を展開している。
そこで今回、地元の復興を願う一試みとして、祭り、を計画している。
時は8月21日、地元青年会や商店街を巻き込んでのかなり大規模(1000人単位)なものになりそう。
医療だけに特科しないところが彼の偉いところ。
ミャンマーサイクロンの支援の経験から得た知恵なのかもしれない。
時間のある人は問い合わせて見てほしいけど。
ジャパンハートのスタッフも参加するようだ。
様々なレベルで、様々な支援を考えねばならない段階にさしかかっている。
行政はどうせ、画一的な、大きく輪を掛けたような支援しかできない。
しかし、現場の人々は、今や画一的でないきめの細かい支援を求めている。
だから、そこは私たち民間人が、相互扶助の立場でやらなければならない。
いつの日か、きっと私たちが住む地域に何かあったとき、東北地方の人たちが助けに来てくれるに違いない。
いつしか、宮城で聞いたあるある男性の言葉がを思い出す。
「ほんと、ありがてーよな。こんな所まで助けに来てくれて。
今は何もできねーけど、3年後…いや、5年後には必ず恩返しするからよ。待っててくれよ。」