ジャパンハートの代表。1995年より国際協力医療活動をはじめ、ミャンマー・カンボジアなどで、これまで1万人以上の子どもたちに手術を行ってきた。


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人生の形相 -その4-初恋の法則

人生の形相 -その4-初恋の法則

人生は一度きり、こころゆくまで生ききらねばならない。
ここからはさらに、自分の人生は、本当に一度きりしかないことを納得してもらうために、多分、人生の大切な形相の一部を述べる。

 誰にでもあるだろう、初恋。
 
 運命的な出会い。
 前世から巡り合わせ。
 
 この事についてまず考えてみたい。
 運命的な出会いとは一体何だろうか?
 これについて普通は深く考えることはない。大体、運命的なという言葉で、何かしら、因縁のあるという風な意味合いがある。因縁というのは、原因と結果の因果関係をいうから、運命的な出会いには、その原因がなければならない。
初恋でも、一目惚れについて、考えるとわかりやすいので、これを例にとる。
 初めてあったその日から、恋の花咲く、、、、というように、初めてということは、この一目惚れの相手には、ファースト・コンタクトであり、原因なるものはお互いの間に存在しない。
 でも、なぜ惚れてしまうのだろうか?
もしかして、前世なるものがあり、それが因になっているのだろうか?

 輪廻転生に関する私見については次回述べることにする。

 そこで、本当に前世があったのだろうか?あるのならば、そうかもしれない。
 しかし、前世など無ければ、どう説明すればいいんだ?
 一体、この初恋の原因は、なんだろうか?

 私は、これを脳の折り込みと理解している。
 私たちは、美しいと一般的に感じる女性は、私の幼い頃から、繰り返し繰り返し、テレビや映画で流されてきた、ハリウッド映画に出ているような女優たちがひな形になっている。

 私の初恋は、中学1年生だったが、別の小学校から一緒になったはじめの数日で、ほとんど話もしていないのに、惚れてしまった。
 なぜだろう?
 その同じ時期に、それも別の小学校から一緒になって初めて出あった2人の男の生徒のことをどうも初めてあった気がしなく、どこかであったことある、あるいは以前から知っているような気がして仕方なかった。それでその二人に、私を知っているか?今まであったことがあるか聞いてみたが、答えはいずれも、ない!ということだった。
 これは一体どういうことなのだ?
 まさに前世の因縁か??

 同時期に起こった上の2つの出来事。
 今では深く関係していたことに気付く。

 私の答えは、今では明確だ。
 答えは脳の折り込み現象。
 私は生まれてからそのときまで、特にある程度記憶が明確になる前が、特に重要かもしれないが、その頃に、この私が恋心を抱いた女の子や同級生になった2人の男の子と、何らかの類似点がある人に私は出会っている。しかも、とても自然で心地よい記憶として脳のある場所にその記憶は保存されている。そのため初めての出会いの時ですら、非常に懐かしかったり、とても好意的になったり、求めたり、本能的な欲求としてその人を脳が受け入れてしまう。
 これが私が理解している初恋の仕組みで、運命的な出会いの因なのだ。
まさに、トラウマの記憶と真逆の作用なのだ。

 すなわち、その人、そのものに会っているわけではないが、その人と何らかの類似点がある人と幼い頃に出会っいる、しかも非常に心地よい出会いをしている。
 それが因になり、その後に出会った、似た人を好きになってしまう。
本人にはその記憶が、全くないため、まさに運命的、前世からの巡り合わせのように感じてしまう。
しかし、そんなことは決してない、と考えている。ロマンは無いけど。
 その記憶を与えたのは、幼いとき、抱き上げて微笑んでくれた近所のおばさんかもしれない。
あるいは、幼い日、お菓子を手に持たしてくれた駄菓子屋のお姉さんかもしれない。
 その人に何らかの類似点がある人を、出会った初めての瞬間に、脳がキャッチし、ある信号を送り、惚れてしまうのだ。

 どうだろうか?
そう理解すると、もしかしたら目の前にいる幼い子どもたちに、良い記憶をどんどん持たせると、あなたのような人を初恋の相手や、恋人、結婚相手に選ぶかもしれない。
 しかも、本当にこころが求めているのは、出会ったその相手ではなく、幼き日、親切にしてくれたあなたなのだ。ひな形は、あなたなのだ。
これって、すごくないだろうか?
あなたがある子どもの人生や運命を左右している。
何と罪深くもロマンがあるのだろうか?

 男は、母親にどこか似ている恋人や奥さんを選び、あるいはその真逆の人を選ぶ。
 女は、父親にどこか似ている恋人や夫を選び、あるいはその真逆の人を選ぶ。
 それは親が、その記憶をつくるチャンスが一番多いからだろう。

 人生の出来事は、前世からの因縁ではなく、全て今生での因果関係にある。
 もし生まれ変わりがあったとしても、全ては、生まれてからの記憶によってコントロールされるのだ。
 人生は何があろうと、一度きり。
 人は一度きりの人生の中で、全て完結する。
 脳細胞は、実在物質でその中に記憶がある。だから、細胞をダメージすると、記憶が失われる。だから、たとえ、生まれ変わったとしても、前世からの脳細胞を今生に持ち越さない限り、記憶は継承などされない。
だから生まれ変わりがほんとにあったとしても、記憶など継承されない。
 苦しくて自殺などしたら、全てはパー。死ぬときとき、何かが継承されると思っているかもしれないが、何も継承されることはない。
 だから、もったいなくて、そんなことしてられない。
 良いも悪いも、全てここにある自分の人生の中の出来事。
 しかも、今、たとえ不遇でも、新しく良い因を生み出せる。
 いくらでも。
 かつて、あなたはもしかすると今の悪い結果を生み出すために過去に因を積み上げてきた。
 将来、良い結果を生み出すために、あなたがやるべきことは、そのための因を今生み出すこと。
 欲に駆られて、悪因をつくってきた人間ならば、欲をかかずに生きているだけで、すなわち良い人生が訪れる。
 傲慢さ故に、今窮地にあるならば、傲慢さを人生から無くなすように生きているだけで、きっと良い人生が訪れる。
 今のあなたの状態が悪ければ悪いほど、問題点は明確だ。
 それを意識して、省くだけで、人生が好転し始める。

 最高の自分の才能のありかを見つけ、今、新たなる良因をどんどんつくる。
 きっと1年後は少しは良くなっているはず。
Commented by chopin at 2011-06-14 15:35 x
深い文章です。とても勉強になりました。
良因を得た者はそれをまた人に伝播し、広がっていくのですね。
Commented at 2011-06-15 13:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by japanheart | 2011-06-12 06:18 | 医者の本音 | Comments(2)